もういっこください!~盛岡の自転車乗りブログ~

 盛岡在住の管理人が、日々、自転車に乗ったコース紹介など、岩手県の自転車情報を中心につないでいきます。

カテゴリ: 自転車

 みなさま、ご無沙汰していました。むひっぴです。

 前回の投稿から早2か月、光陰矢の如しとは良く言ったものです。
 しばらく間をあけてしまい申し訳ありませんが、生きています。死んではいません。
 投稿もせずに何をしていたのかというと、風邪を引いたり、職場変わったり、部屋に籠ってローラー漕いだり、キャンプしたりと色々ありまして、総じてバタバタしていました。

 まあ、言い訳はこのくらいにして、今回の内容です。
 タイトルの通りブルべに出ました。

 「ブルべって何?」というと、以下のとおり。
゛ブルべ(仏:Brevets)とは、タイムや順位にこだわらず、制限時間内での完走を認定するロングライドのサイクリングイベント。管轄する組織やルールによって様々なものがあり「ブルべ」とはフランス語で「認定」を意味する。イギリスやオーストラリアでは、オダックス(Audax)という呼称も用いられる。゛(wikipediaより転載)
 

 大分前から、出場したいと思いながらダラダラと申し込みもせずにいたのですが、今年はライド仲間からの後押しもあり、なんとか申し込みをポチることに成功しました。
 とはいえ、初めての参加であんまりキツイ距離・コースはご勘弁ということで、申し込んだのはランドヌール宮城が開催する『BMR420リアルフラット200』です。
 ブルべとしてはほぼ最短の200km。
 長距離走ればどこかは山という日本にあって獲得標高は1020m。
 タイトル通りリアルフラット。
 キャッチフレーズが『フラットを体感せよ』エモい。
 説明文には、『ブルべ初心者にもオススメですが、楽なブルべというものはないのも本当です。』とあります。
 正直に言えば、出走するまでこの説明文を特に気にせず、200kmのブルべを、僕は舐めていました。
 これまで200km位の距離は走り慣れてるし、まあ余裕だろうと。
 走った後だから言えますが、200kmには200kmのキツさがあるのです。
 つまるところ、今回のブルべで僕は地獄を見たのです。

 今回のコースは以下のとおりです。

 ルートラボで見たい方はこちらからどうぞ。


 出走前日の夜、僕は1泊2日の東京出張から帰って来た。
 盛岡の我が家に帰って来て、ふと時計を見ると、21:00。
 出走開始まで残り9時間。
 出走場所まで車で2時間かかるので、家を出発するまであと7時間。
 出張帰りにはかなりハードな日程だ。
 というか、出張自体もそこそこハードだった。主に飲みすぎで。
 疲れた身体に鞭を打って、必要そうな荷物をサクッとバックパックに突っ込み、就寝。
 朝起きて、朝食をつまみ、急いで用品を車に詰め込み、3:00に家を出る。
 月がキレイな夜だった。
 運転中に眠すぎて、自分にいくらビンタをしても目を開けられなくなったので、30分仮眠をとる。
 そして、出走場所についたので5:40。
 既に今日のブルべについての説明が始まっているが、何とか間に合った。
 急いで自転車を組み立て、着替え終わってから、ハタと気が付く。

 シューズが、無い。
 記憶を探ってみると当たり前のようにシューズを積み込んだ記憶がない。
 潔く諦めればよいものを、念のため車の中をもう一度ひっくり返してみるが、やはり無い。
 こうして僕は、長年履いてきたベージュのスニーカーと200kmを共にすることとなったのだ。
 足元が心許ない。
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 スニーカーでの参戦に不安を感じつつ、途中からになるがブリーフィングを聞く。
 ロングライド好きという”業”を背負った猛者たちが一様に大人しく説明を聞くさまは、何某かの圧力を感じさせる。
 今回の参加者は、総勢100人を超えるらしい。
 出発場所は、岩出山体育センター。
 古川駅から西に少し走ったところだ。
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 説明を聞き終わってから受付をして、車両点検を受けると即出発だ。
 みなさんが朝日の中で出発するのを見据えた後に、僕は今一度忘れ物がないかチェックする。
 これ以上、自分にハンディを課す必要はないのだ。
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 まず、キューシートを印刷していないことに気が付き、一番最初のコンビニで印刷する。
 ネットプリントって本当に便利。いい時代に生まれたものだ。
 キューシートとは、走るコースやPCなどを記載した紙。
 今回のブルべでは3つの『PC』と2つの『フォトコントロール』がある。
 『PC』は、通過を確認する場所で、今回は指定されたコンビニで買い物をしてレシートを残す必要がある。
 『フォトコントロール』は、通過確認のため、指定場所で写真を撮り示す必要がある。
 これらの用語は、今回のブルべで初めて知った。
 重ね重ね、本当に便利な時代になったものだ。

 なお、今回のコースは、岩出山から東に進み、石巻で折り返し、一関方面を回ってスタート地点に帰ってくる周回コースになっている。
 今から向かうのは、東だ。
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 出走開始からしばらく間をおいているので、周りには誰もいないかと思いきや、意外と周りにはブルべ出走者がいて、勉強になる。
 まず、みんなマナーがしっかりしている。
 僕は普段、2段階右折とか面倒でそのまま右折することが多い。反省。
 あとは、後続へのサインの出し方が人によって結構違い、出すタイミングなども結構勉強になる。

 これは仕方ないことだが、走っていて、道も広くないし信号待ちやら何やらで、集団ができてしまう。
 本来は間隔を開けなくてはいけないが、今回は出走者が多いので、コース前半はくっついて動くことになった。
 追い越すには、集団全員を越さなくてはならず、脚と勇気が足りない。

 やや追い風が吹く中で、しばらくダラダラと距離を稼ぐ。
 スニーカーでのペダリングは若干重いが、気にならない程度で良かった。
 好天の中、桜があちこちで咲いていてキレイだ。
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 最初のフォトコントロールは、68km地点の桜咲く『日和山公園』で公園案内図を写真に撮る。
 はい、パチリ。
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 桜がキレイだったので、もういっちょパチリ。
 そして、日陰から桜とブルべガールズを覗くさまが、自分を思わせて若干凹む。
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 第1PCは、76km地点の石巻のコンビニだが、写真は残していなかった。
 海苔巻きを2本買ってパクついてからすぐに出発する。

 ここまでは、比較的サクサク来れた。だって追い風だもの。
 コースはここで折り返し、これ以降は、ほとんど北上か東進かとなるわけだ。
 これまでの味方だった風が牙を剥く。

 第1PCを出発した後は、一人で走っていた。
 向かい風で集団がバラけやすくなったのだろう。
 いつもの一人旅だ。
 割と強めの向かい風の中、歌を口ずさみながら、前半に残した脚を使って気持ちよく走っていく。
 ただ、今思うとこの時の脳内BGMのチョイスが悪かった。
 脳内BGMが『さくらんぼ/大塚愛』で何故かテンションがブチ上がり、明らかにオーバーペースで走り始めたのだ。
 確か、何人か追い越したように思う。
 このペース管理ができないのが、自分の悪いクセだといつも思う。
 兎にも角にも、良い景色の中、気持ちいい一人旅が続く。
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 第2PCは、122km地点のコンビニで、ここも写真がない。
 パスタを食べている最中に、フォークを落とした。
 危険な兆候だ。
 意識外で行動が粗くなるのは、疲れてきたサイン。
 既に脚の8割が終わっている。

 その終わりかけの脚に気づかず、僕は再びペダルを漕ぎ始める。
 体感で残り2割の脚を惜しげもなく使って、2か所目のフォトコントロール151km地点の『有壁駅』に到着する。
 とりあえず、証拠写真をパチリ。
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 そして、ここで脚が終わる。
 そこから先の走りは、明らかにペースが落ちた。
 残り50kmなのに、筋肉が言うこと聞かない。

 「百里を行くものは九十里を持って半ばとす」という言葉があるが、この言葉はロングライドにおいて文字通りの意味でその通りだと思う。
 正直、脚を使い切ってからの50kmは本当にキツかった。
 何がキツイって、今回のコースのラスト50kmに数少ない登り区間のほとんどが集中しているのだ。
 これまでは気にならなかったスニーカーの重みもズッシリと感じるようになってきた。

 第3PCは、164km地点のファミリーマート栗駒里谷店だった。
 残った距離もそこまで多くないので、水とプリンだけ買ったのだが、出がけに店員さんが『頑張ってくださーい!』という声とともにバナナを渡してくれる。
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 一瞬キョトンとするが、言っている意味が解かると驚いた。
 ブルべ参加者へのサービスなのだろう。
 こういうことってあるんだね。
 気分がフワッと軽くなった。
 果たして、どういう形でこの借りを返せばいいんだろうか?
 この盛岡の情報中心で、かつアクセス数がクソ少ない、この底辺ブログで
『ファミリーマート栗駒里谷店サイコー!!全国のサイクリストはみんな行こうぜ!!』
と叫ぶだけでは足りないことは確かだと思うので、他の手段も考えたいと思う。

 とはいえ、気分が軽くなったところで残りの距離が短くなるわけではない。
 また、地道にペダルを回し続ける。
 こんなに疲れていても、やはり桜はキレイだ。何故か悔しい。
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 そして、しっかりコースを確認せずにいた僕は、突然の坂道の出現に大いに戸惑う。
 斜度は主に5%程度。
 その程度の斜度が、その時の僕には辛かった。
 インナーローにギアを突っ込んでもなお脚が重い。
 「リアルフラットじゃないんかい!」と心中で突っ込むが、この山だらけの島国のブルべにおいてトータルの獲得標高はかなり少ない部類だ。
 なんでもいいから、八つ当たりがしたかった。
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 3つほどの登りをクリアすると、残り5kmほどは平坦区間で、かつ追い風になった。
 最後の5kmは、天国のようだった。
 これまでが嘘みたいにペダルが回る。

 ゴール直前に、僕は近くを走っていた人に「リアルフラットって聞いてたんですけど…」と漏らす。
 その人は、「え?これより獲得標高の少ないブルべはありませんよ?」と優しく教えてくれた。
 そうして、ブルべを舐め腐っていたクソ野郎な自分への羞恥に染まりながら、僕はゴールをした。
 だれか、僕を土の中に埋めてくれないものか。

 そんな僕の羞恥はとりあえず置いておき、ゴール地点の受付に必要事項を記入したブルべカードを渡して、ブルべは終了だ。
 非常にあっさりとしている。
 完走してホッとしたが、同時になんだか寂しい。

 有料(1,000円)だがメダルをお願いした。
 後で郵送されるようだ。
 何か形に残るものが欲しかったのだ。
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 こうして、僕はブルべを終えました。
 晴天の中で気持ちいいロングライドが出来て大満足です。(反省点も多々ありますが)
 これで、更に『認定』してもらえるというのは、一石二鳥でとても良いですね。
 これだけ準備をして開催してくれたスタッフの皆様、本当にありがとうございました。お疲れ様です。

 ただ、「僕にとっては『ブルべ』じゃなくても良いかな?」といった感想もありました。
 楽しいロングライドなら、もっと別の形もあるなぁと。
 ソロライド、グループライド、ロングライドイベントなどなど。
 いつもソロライドばっかりだけど、自分がもっと楽しむにはどうしたらいいか考える必要を感じた今日この頃でした。

 最後に一つだけ言わせてください。
 『楽なブルべはありません!あと大会・イベントにシューズ忘れんなよ!』

【今回のリザルト】
 距離:201km
 速度:21.1km/h
 経過時間:9h52m
 獲得標高:1,311m
 消費カロリー:3,937kcal

 こんにちは、むひっぴです。

 小春日和の今日この頃、昼間の気温と天気予報を見て、急いでお外に飛び出したローディが多数いるのではないかと思います。
 そんな週末、皆様はいかがおすごしでしたか?

 僕も例に洩れず、散歩に出かける飼い犬のごとく尻尾を振りながらダッシュでお外に飛び出したので、その様子を書いてみます。


 思い立ったのは、ライド出発の前日。
 決めていたのは、南に走ることと300km位走ること。
 去年に4号線で福島まで行ったし、4号線をまっすぐ南下するのは芸がない。
 だから、寄り道して仙台までルートを引いてみよう。
 SNSで見た牡鹿半島の写真が素晴らしかったので、そこをルートに入れたら・・・ちょうど300km位じゃないか!
 行こうじゃないか!牡鹿半島!
 ということで、できあがったのが今回のルートです。


 ルートラボで見たい方はこちらからどうぞ。


 当初計画では、1:00に家を出発して、走行時間は15時間と考えていました。
 計画通りに行けば、午前中に牡鹿半島を走り終え、お昼過ぎに松島について海鮮丼を食べ、16:00には仙台駅に着いて、ホテルにチェックインして、夜の街に繰り出す!という見積もりだったわけです。
 我ながら甘い…

 出発前日、19:00に寝て、起きたのは1:30。・・・早速寝坊だわ。
 30分で支度して、出発したのが2:00。

 兎にも角にも、僕は深夜の住宅街に降り立ったわけなのです。
 みんなが眠っている中で、独りの冒険が始まると考えると、なんだか誇らしい気持ちになります。
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 予報では、最低気温が-2℃らしいのでそこまで重装備じゃなくても構わないだろうと、走りやすさを重視した装備でお出かけしました。
 走り出してしばし、石鳥谷まで来るともうそこらの車のフロントガラスは凍っています。
 やっぱり石鳥谷~北上あたりは、盛岡よりいつも1~2℃最低気温が低いですね。
 足の指は既に感覚がありません。薄手のトゥーカバーの限界でしょう。
 まあ、でも脚は動くから良しとして走り続けます。
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 月灯りはありますが、普段と時間帯が違うので、自分がどこを走っているかわからなくなってきます。やけにガソリンスタンドとコンビニが目立ちますし、ちょっとした坂道に「こんな坂あった!?」ってなります。
 これまで、日が登らない内から国道4号を走行することがなかったので、なにかと新鮮です。

 5:30頃に前沢を走っている頃から徐々に辺りが明るくなってきました。
 6:00に平泉に入るころには日が登り、朝もやがかかり出します。これがまた美しい。
 こういうのを見ると、深夜から走ってよかったと思います。
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 一関から先は、国道342号を進み、徐々に沿岸方面に向かいます。
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 花泉付近は、道の状態が良く直線が続くので、それはもう気持ち良く走れます。
 「気持ちいい…」と一人呟きながら走っています。基本的に独り言が多いのがとても恥ずかしいです。
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 花泉付近で走行距離100kmほど、既に脚の疲労感をかなり感じます。
 頑張って結構な頻度でローラーを回していたのですが…
 ロングライドの筋肉は別筋なんだなぁ、と思います。
 同時に、「この辺で、帰りてえなぁ」って思い始めます。
 ただ、宿は予約してるし、着替えも送ってしまっています。
 事前に退路を断ってしまっているので、走らざるを得ません。
 一瞬、過去の自分に憎しみが湧きました。
 とはいえ、前もどこかで書きましたが、ロングライドの達成には退路を事前に断つことも必要と感じます。
 積極的に未来の自分の尻を叩くのです。

 そんなこんなで、心に沸き立つ一抹の憎しみとともにペダルを回し続けた結果、無事に宮城県に入ることができました。
 4号線を南下するルートだと、なぜか宮城県に入ったことを表す標識がないので、ちょっと嬉しいです。 
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 へー、石ノ森章太郎記念館は石巻市にあるけど、生誕の地は登米市なんだね。意外。
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 登米市は、広くて立派な田んぼが立ち並んでいます。
 これはこれで見ごたえがありますね。
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 とうとう看板に石巻の文字が出てきます。
 ここで140km地点。ここで全体のおおよそ半分。
 ゆっくり走ってきたにも関わらず、脚はほぼ売り切れで、この後の道のりに不安を感じていました。
 そして、ここから先が長かった。疲れた脚を騙し騙しペダルをこぎ続けます。
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 なんとか石巻市に到着。
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 石巻市では、田んぼの準備を進めていました。
 緑の袋は全部「もみ殻」で土壌改良のために全部田んぼに撒くようです。
  結構、異様な光景に見えます。
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 女川町に近づいたところで、ようやく海が見えました。
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 女川町のマンホールがカワイイ。
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 女川町に入って海沿いを走っていくと、ようやく海向こうに牡鹿半島が見え始めます。
 ここまで本当に長かった。175km辺りでようやく牡鹿半島に入ります。
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 看板の「コバルトライン」は、牡鹿半島の真ん中を貫いている道で、ルートラボではこの付近だけがノコギリのようにギザギザしていました。
 今更逃げることもできないので、覚悟を決めて、ギアをインナーローにブチ込みます。
 唸れ!乙女ギア!
 既に180kmを走って衰弱した脚に襲い掛かる重力。
 勾配9%の看板なのに、その後13%(GARMIN計測)まで上がる斜度。
 インナーローに入れているとわかっていても、ギアを下げようとする右手の薬指。
 止まらない道への罵倒。
 結論、メチャクチャシンドイ。
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 でも、登っていくと、その疲れを癒してくれる景色があります。
 春の海と青空の色彩の美しさに脳みそが溶け出すような気がしました。
 多幸感がエグイです。
 深夜から漕ぎ続けているからテンションがおかしくなっていることもあるとは思います。
 でも、自分の足でここまでやってきて、この景色を見ているということが、とても幸せなのだと思いました。
 どこもかしこもフォトジェニックで何枚も写真を撮ってしまいました。
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 最初の登りで写真を撮りまくり、ご満悦になったところで、残りの距離数を考え始めます。
 牡鹿半島ってあとどのくらい走るんだろうか?
 まあ、全体で300kmくらいだから残り20~30km位かな?
 なんて思っていましたが、牡鹿半島は全行程で60km。ほぼ全行程登りか下り。
 そのことを当時の僕は知らず、終わらないコバルトラインに一喜一憂していたわけです。
 GARMINのナビは、なぜか何もないまっすぐな道で右折を指示して、僕を谷底に落とそうとするし、地味に気が抜けません。
 ようやくコバルトラインの終点まで残り4kmとわかった時には心底安堵しました。
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 牡鹿半島の先っちょ付近にある御番所公園からの眺めもとても良いです。
 ただ、何度も言いますが、脚はほぼ限界です。
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 牡鹿地区?まで来ると、一気に町っぽい雰囲気になります。
 造成工事も行っているようです。
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 歩道では海藻を干していました。
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 そうして、コバルトラインを走り終え、沿岸よりの道に入ったわけですが、やっぱり登っては下っての道が続きます。
 走行距離210km。この辺りからペダルをこぐたびに奇声を発し始め、段々と人様にお見せできない様相を呈してきます。
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 「松島で海鮮丼を食べよう!」なんて思っていましたが、牡鹿半島を出たころには、時刻は既に16:00。
 松島の海鮮丼を出すお店は17:00閉店です。
 あと何kmかわからない僕は、「まあ、間に合うだろ!」と思っていたわけですが…
 松島までの距離は、実は35km。間に合うはずがない。
 そして、ここから強めの向かい風に煽られる。
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 ただ、ここで唐突に、ここまで苦しく・重かった脚がなぜか軽くなったように感じて、意識しなくてもフルオートでペダルが勝手にクルクル回るようになる絶好調タイムが訪れます。
 超ロングライドでたまにありますけど、なんなんですかね。あれ?
 共感できる人います?

 結局松島についたのは、18:00頃。
 全く間に合いませんでした。
 日が沈んでしばらくたってからでした。
 残念ながら、海鮮丼はお預けです。
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 その後も、おおむね絶好調でペダルを回し続け、塩釜を抜けて(塩釜の記憶がほぼございません)、仙台市にイン。
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 深夜から漕いでいるため、襲ってくる眠気に抗い、残りの距離数を数分置きに確認しながら、何とか仙台駅東口までやってきました。
 ホッと一息。
 これまでかいた汗が冷えて寒いです。
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 ホテルにチェックインする前に、なか卯で海鮮丼食べました。
 ノルマ達成。
 虚しくなんてないんだからね。
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 次の日は、仙台駅から輪行で盛岡まで戻ってきたわけです。
 折角の仙台なのに、朝飯が「なか卯」、昼飯が「びっくりドンキー」というツッコミどころ満載の食事でした。
 そんなこんなで僕の今回の旅は終了したわけです。

 今回のライドは、総じていうと「牡鹿半島最高かよ!」の一言に尽きると思います。
 また行きたいですが、盛岡から行くのはもうこりごりです。
 今度は、自動車にロード乗せて牡鹿半島だけ走って、石巻で海鮮丼食べて帰りたいですね。

 ではでは、また次回。

 【今回のリザルト】
 経過時間:16h17m
 移動時間:13h47m
 平均速度:21.3km/h
 獲得標高:2,568m
 消費カロリー:4,541kcal
 最低気温:-6℃(GARMIN内蔵温度計)

 こんにちは、むひっぴです。

 最近は、寒波到来で降雪や極低温が続いている印象の盛岡ですが、なんだかんだ言って路面はドライ状態が続いています。
 とはいえ、寒い。やっぱり寒い。とはいえ、どの位対策をすればよいのかを見極めるのは、以外にムズカシイ。

 という訳で、前回書いた-10℃を超えるために集めた用品について、具体的なアイテムをサクッとご紹介していきましょう。
 組み合わせて使ってみた感想は、前回記事で解説していますので、ご参照あれ。


1.FineTrack スキンメッシュ ロングスリーブ
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 皆様ご存知、FineTrackが出しているスキンメッシュシリーズの長袖です。
 薄くて軽いインナーですが、かいた汗を外側にしっかり排出するので、肌をサラサラの状態にキープして、汗冷えを防いでくれるという優れものです。
 正直言って、寒がりの僕は、コレがないと冬に外を走る勇気が出ません。
 冬の汗冷えは本当にツライので。
 似た機能の商品を出しているメーカーとして、MILLET・CRAFT・モンベルなどがあります。
 僕は、3年前に買ったこの商品をいまだに使用しており、機能は落ちていないように思います。
 なお、肌をドライに保ってくれる機能は、実は、夏に着ても十分活躍するアイテムです。
 5,000円近くしますが、果たす機能を考えれば、コスパは良いと考えています。
 
 Amazon商品ページ:FineTrack スキンメッシュ ロングスリーブ

2.7Mesh Synergyウィンドストッパー長袖ジャージ
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 防風をキッチリしてくれる上に、しっかりと汗を外に逃がしてくれる優れもののジャージです。
 「ミドルレイヤーは汗をため込まないことが一番大事」と考えている僕にとって、理想のアイテムですね。
 ちなみに、気温10℃位なら、上半身はこのジャージがあれば問題なく走行できるので、本来は春秋に活躍するアイテムです。
 結構タイトな作りになっていて、肌との一体感がとにかく気持ちいい。

 なお、『7mesh』は、とにかく機能が高く使いやすいアイテムを作っているブランドで、少々値が張ります。
 正直お財布が許すなら、こんこメーカーでウェア一式そろえたい位に大好きで、毎日商品ページを見てはヨダレを垂らしています。

 wiggle商品ページ:7mesh Synergyロングスリーブジャージ


3.FineTrack パワーメッシュインナーグローブ
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 とにかく汗を外にはじいて、蒸れ・汗冷えを防ぐインナーグローブ。
 先ほど紹介したインナーと同じ素材です。
 手触りはサラサラしていて、嵌めるとキュッとフィットしてズレたりしない感じですね。
 ロングライドになると、昼夜の温度差が大きくなり、最低気温に合わせたグローブを使用すると昼には手汗でジットリしがちなのですが、それをしっかり防いでくれます。
 乗り始めの寒さ対策としての効果はやや薄いですが、長い目でみるといい仕事をするアイテムかと思います。
 耐久性がイマイチという声も聞こえますが、3回ほど選択をしていますが、今のところはホツレや機能低下は感じません。
 実際のところ、どの程度の期間持つのか試してみたいと思います。

 Amazon商品ページ:FineTrackパワーメッシュインナーグローブ


4.SEALSKINZ HighlandGlobe
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 防水・防風に優れたSEALSKINZハイエンドサイクリンググローブ。
 SEALSKINZは、靴下や手袋を作っているメーカーで、特徴を一言でいえば『防水なら任せとけ!』って感じです。
 そのピーキーな製品群に惚れて買いました。元々持っていた冬用グローブもこのメーカーです。
 中綿が入っており、厚めの作りをしていますが、握る動きに抵抗を感じさせないのはさすがです。
 手首のベルクロを閉じると、空気が逃げずにかなり暖かくなります。
 親指アッパー部分は、汗を拭ける素材が使われていますし、人差し指はタッチスクリーン対応となっています。
 この辺りの機能は、最近のサイクリンググローブには標準装備されるようになりましたね。
 暖かく・使いやすい良いグローブです。

 Amazon商品ページ:SEALSKINZ HIGHLANDグローブ


5.Blind Chic GorillaJacket
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 サイクリストが使いやすい機能が搭載された普段使いもできるソフトシェルジャケット。
 色・デザインに一目ぼれして購入して以来、外出時に重宝しています。
 いいと思うところを挙げていくと、
 ゴリラのワッペンがとにかくカワイイ。
 背面ポケットが広く、そして横からアクセスできるのがとても便利。
 下の写真のように手を嵌められるようになっていて手がやや暖かい。
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 実際に着て走ってみた感想としては、
 防風性能・暖かさとしては正直『まあまあ』。
 ヒルクライムなど激しい運動をするには熱がこもってしまいがち。
 脇のベンチレーションと全面チャックの開け閉めで体温調節をしましょう。
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 むしろ、このジャケットは激しい運動よりポタリングや街乗りを想定している感じかと思います。
 -10℃を想定した機能だけで良いなら、普通のハードシェルかソフトシェルで良いかと。

 とはいえ、買ってよかったと思えた品物です。



 ザックリと5つのアイテムを紹介しましたが、少しでも参考になったのであれば幸いです。
 今回紹介したのは、あくまで、僕がやってみた一つの例です。
 安く済ませようと思ったらもっと安く済むアイテムもありますし、機能がもっと良いアイテムもあるかもしれません。
 安くて良いアイテムがあれば教えていただければ助かります。
 共に盛岡の冬を楽しみましょう!

 ではでは、今回はここまで。

こんにちは、むひっぴです。

 盛岡ローディーの皆様は、このクソ寒い冬期間をどのようにお過ごしでしょうか?
 完全にオフシーズンにしてマッタリと過ごす?自宅でローラー台を漕ぐ?
 いえいえ、今年は雪が少ないので、意外と外でも走れてしまうんですよ。ロードで。
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 ただし、時期によっては最低気温-10℃を下回る盛岡シティで、30km/h以上の風にさらされながら走るとなると、生半可な装備では走行中にフリーズドライになってしまいます。
 そして、ググってみると意外と極寒の中を走る自転車乗りに向けた情報は少ない状況です。
 なので、今回は-10℃の中を自分がロード・MTBで走るために集めた用品をご紹介したいと思います。
 「冬に外を走りたいけど、どの位投資したらいいの?」とお悩みの方のお役に立てれば幸いです。

 なお、同じ気温でも、人によって寒く感じるか否かは意外と差が出るものですが、僕は、どちらかというと『寒がり』、『特に手足』の感覚がなくなりがちです。


 そんな僕が1月に-5℃の中を網張スキー場までMTBで登った時、および最低-9℃の中を仙台までロードで走った時の恰好が以下の写真です。
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 一応、東京では真冬を乗り切った装備たちです。
 インナー:FineTrack スキンメッシュ(¥5,000位)
 ミドル:7mesh ウィンドブレークジャージ(¥10,000位※wiggleセール価格)
 アウター:パールイズミ 5℃対応ジャケット(¥15,000位)
      パールイズミ ビブショーツ(¥10,000位)
 グローブ:SEALSKINZ オールウェザーサイクルXPグローブ(¥8,000位)
 シューズ:アディダスのスニーカーorビンディングシューズ+トゥーカバー
 (合計金額:だいたい¥50,000)

 一緒に走った仲間からは、「寒くない?」「見てるこっちが寒い」「冬の網張を舐めすぎww」と心配の声を多数いただきました。全くもって暖かい仲間たちです。
 この装備で実際に走ってみた感想としては、『手足以外は意外と暖かい』『でも、外で休憩すると身体が冷える』『というか、手足の指がモゲそうな位に冷える』といったところです。
 個人的には、日が出た後のライドで最低気温-5℃・最高気温0℃位までなら、この装備でもゴリ押せると感じます。
 休憩は暖かいところで取って指先を温めれば、意外と走り続けられます。
 なお、アウターが背中から熱と汗を放出する構造になっているため、寒い中で背面から寒風を浴びると一気に冷えます。


 そして、2月に-8℃の中を岩洞湖まで走った時の恰好は以下の写真。(真ん中が僕です)
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 インナーとミドル以外は新しく揃えました。12月までの繁忙期でストレスが溜まっていたのか、財布のヒモがハジけトンでしまい、物欲に任せて揃えました。

 インナー:FineTrack スキンメッシュ(¥5,000位)
 ミドル :7mesh ウィンドブレークジャージ(¥10,000位※wiggleセール価格)
 アウター:Blind Chic Gorilla Jacket(¥30,000位)
 パンツ :謎のブランド ソフトシェルパンツ(¥3,000位 ※Amazon)
      ユニクロ 極暖タイツ(¥3,000位)
 グローブ:SEALSKINZ HighlandGlobe(¥9,000位)
      FineTrack メッシュインナーグローブ(¥4,000位)
 シューズ:謎のブランド スノーブーツ(3,000円位)

      足先用ホッカイロ (※使わず)
 (合計金額:だいたい¥67,000 ※内、新装備は¥52,000分)

 走ってみた感想としては、『外で休憩しても身体が冷えすぎない』『指先も暖かい』『走行中に暑い』といったところです。
 完全に盛岡の真冬に打ち勝ったという手応えがあります。
 まず、アウターですが、脇部分にベンチレーションが付いているとはいえ、熱が逃がしきれず、暑いと感じました。フロントを開けて熱を逃がすべきでしたが、その加減を見誤りました。慣れれば暑さに悩まされることはないと思います。
 グローブは、さすがシールスキンズのハイエンドといった感じで、寒風にさらされてもしっかり防風・保温してくれました。
 パンツ・シューズについては、安いにも関わらず、問題なく暖かい。なんか悔しい。
 でも、ビブショーツと比べるとさすがに腹が冷えますのでご注意を。


 今回、防寒装備を揃えて感じた-10℃を乗り切るポイントとしては、
 ①汗の管理『インナー・ミドルを妥協すると後悔する』
  インナーは、汗を排出するものを選ぶ(FineTrack・MILLETなど)。
  但し、インナーが良くてもミドルが汗を吸うと結局寒いので注意。
  -10℃を超えようと思ったら、インナー・ミドル共に汗を溜め込まないものを選びましょう。
 ②寒風対策『アウターは、以外となんでもいい』
  アウターは、防風がキッチリできていれば、ハードシェルでもソフトシェルでも問題なさそう。
  寒さを心配するより、走行中の熱の排出・休憩中の保温・使い勝手のバランスを考えて選ぶのが吉。
  今回は、デザインと背面ポケットを優先してお高めのジャケットを購入したけど、ライドの目的によっては、もっと安価なアウトドア用ハードシェルジャケットでも用は足りると思います。
 ③手先の冷え『ハイエンド?もはやスキー用でもいいかもしれない』
  僕が-10℃で指先が冷えないサイクルグローブを選ぶなら、どのメーカーでも間違いなくハイエンド相当のものが必要と感じています。指先冷えると感覚なくなって危ないので。
  でも、ロングライドするわけでもないなら、以外とスキー用グローブでも十分なのでは?とも思います。
  サイクル用グローブがスキー用より優れているのは、指先の操作性・クッション性だと思いますが、レースでもなければギア操作を素早く行う必要もありませんし、ロングライドでもなければ大げさなクッション性も不要。
  思い切って、スキー用のグローブを使うことも可能かと。(※実際使用した感想ではありません)


 といった具合で、全体の紹介はこんなところです。
 個別のアイテム紹介は別の記事で書きたいと思います。
 今回はここまで。

 ではでは。

 こんばんは、むひっぴです。

 気が付いたら、記事を書いている今日が2月4日。
 いつの間にか節分になり、暦は『大寒』から『立春』に移ってしまいました。
 とはいえ、屋外はとても寒い。(特に僕の住んでいる盛岡市は)
 余程の準備がなければ、この時期に外でローディーが走るなんてできません。
 (まあ、「逆に言えば、『余程の準備』があれば行けるな!」と考えてしまうのが僕達ローディーの『業』なのですが…)

 今回は、僕がここ1か月、屋内でローラー台を回す際、非常にお世話になっているアプリ『ZWIFT』を『手軽に』『安く』始めたいという人に向けた記事です。
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 今、メチャクチャ流行っているので、ローディーの皆様は名前を聞いたことがあると思います。

 知らない人にZWIFTをザックリ説明すると、
 ①アプリ内のバーチャル世界に自分の分身(アバター)がいて、自分がローラー台を漕いた分だけ、バーチャル世界のアバターがコースを進みます。
 ②バーチャル世界内で、ZWIFTを利用している世界中のユーザーが周りを走っていて、競争するも良し、数あるワークアウトで自分を鍛えるも良し。
 という具合です。

 必要な機材については、以下のサイトが非常に分かりやすく説明してくれています。
 まずは、一度見たほうが良いです。

 「ZWIFT LIFE」~ZWIFTの始め方~

 でも、始める前には「始めるのにお金はどの位必要なの?」といった疑問が付きまといます。
 正直、お金をかけようと思えばいくらでもお金をかけられます。
 今回は、『安く済むならそれに越したことはない!』と言う冒険心ある人のために調べたことを3つほどご紹介します。

  • 『iphone』or『ipad』で画面を見るなら、Bluetoothセンサーで節約しよう!
  • パソコン&ANT+センサー持ちなら、データ受信器で節約しよう!
  • ローラー台を新しく買うなら、格安スマートローラーという手も…

 『iphone』or『ipad』で画面を見る場合 
 スマホ・タブレットで画面を見る際に、最低限必要な機材は以下のとおり。

  ① 『iphone』or『ipad』
  ② ローラー台
  ③ bluetoothセンサー(スピード・ケイデンス)

 センサーをBluetoothにすれば、『iphone』・『ipad』でもデータ受信できるという算段です。
 そして調べてみると、これがとんでもなく安い。

 格安センサー amazon商品ページ

 スピードメーターとしてもケイデンスセンサーとしても使用可能で、BluetoothとANT+どちらの通信規格も対応可能という「なんでもアリかよ!」と突っ込んでしまいそうなメーターが2,000円切っています。
 私も買って試していますが、普通に使えてしまう…
 つまり、ローラー台+4,000円程度で済んでしまうのです。恐ろしい…


 パソコン&ANT+センサーを持っている場合 

 もし、パソコンとANT+センサーを持っている場合は、以下の機材で開始できます。
 ① パソコン
 ② ローラー台
 ③ ANT+センサー
 ④ USBドングル

 ANT+をパソコンが認識さえすればよいので、以下のUSBスティックがあれば十分開始できます。
 お値段は3,000円以下。安い!

 ANT+用USBドングル amazon商品ページ

 またしても、ローラー台+3,000円以下という格安でそろってしまいます。
 自分はこのパターンで開始しました。今までこの環境で使用して特に問題は感じていません。

 格安ローラー台を探すなら

 ここまでデータ通信関係の環境のみ記載しまいたが、もちろんローラー台が無いと何も始まりません。
 ここでは、ZWIFTで使用できる格安ローラー台のご紹介と注意事項をいくつか記載します。

 ① LifeLine TT-01 Wiggle商品ページ
 海外通販サイト『Wiggle』にある驚きの格安ローラー台。
 私が見ている段階では、「お値段5,803円」って書いてます。
 意味わからない!ドン引き!ありえない位安い。1万円切ってきた!

 そして、もちろんZWIFTでも使えちゃう!
 でも、使用した人のブログを覗いてみましたが、「音はうるさい(3本ローラーほどではない)」「負荷にムラがある」などの問題はあるようです。購入の際はご注意を。

 ② Tacx Vortex-Smart Wiggle商品ページ
 またしても海外通販サイト『Wiggle』です。
 こちらは、スマートトレーナーが脅威の3万円切り!
 これがあればスピードメーターいりません。
 また、Tacxは専用トレーニングアプリがあり、これもまた優秀。
 そして、動画で確認しましたが、かなり静粛性は高いようです。 スマートトレーナーって10万円位するもんだと思ってました。
 これは余りに安すぎる。
 もし、ZWIFT始めたい人がローラー台を持っていないなら、これをオススメします。


 ここまで、2つのローラー台を紹介しましたが、一応、僕からローラー台選びについて注意点を2点。
  集合住宅(アパート)住まいの人・妻や子供がいる人は、静かなローラー台を選びましょう!
  何故かって、音がうるさいだけで周囲からのクレームが相次ぎ、練習が続けられなくなるからです。
  生活あってのトレーニングです。周囲と上手に付き合いましょう。

 ② 負荷可変式のローラー台を買うなら、最初にパワーを調整しよう。
  ローラー台の中には、負荷レベルを手動で切り替えできる『負荷可変式』のものがあります。
  僕の周りの『負荷可変式ローラー台』使用者の中で、ZWIFTを初めてみたら、漕いでる負荷と画面内のパワーがズレていると感じる人が多いです。
  出力パワーが違うと感じながらZWIFTを続けるのもモチベーションを激しく削ぐ要因だと思いますので、しっかり調整しましょう。
  やり方は↓こんな感じだと思います。
  ローラー台のパワーカーブを調べる
  →サイコンで実際の走行速度から『サイコン算出パワー値』を算出
  →ZWIFT内で表示される『ZWIFT表示パワー値』を確認
  →サイコン算出値とZWIFT表示値が合うようにローラー台の負荷を調整


という訳で、安く手軽にZWIFT始める方法をご紹介しました。
いくらかでも新しくZWIFT始める人の参考になれば幸いです。

 こんにちは、むひっぴです。

 ちょっと前まで小春のような気候だったのに、最近は当たり前のように冬が来てしまいました。
 前回のようにロードバイクでロングライドに行くのもちょっと難しい今日この頃。
 今回は気分を変えてマウンテンバイクでお出かけしてみたお話です。

 BICYCLE SHOP GRINSさんでは、毎年恒例となっている「極寒ライド」なるイベントがあります。
 内容は、「1月の極寒期にとにかく寒い場所に自転車で行ってやろうぜ!」という至極単純かつエクストリームなものとなっていますが、この度、「平成31年第2回極寒ライド(天峰山経由→岩洞湖行)」に参加させてもらいました。
 実は、1月初頭に開催された「第1回極寒ライド(春子谷地経由→網張スキー場行)」には、僕も参加しましたが、走力不足で写真を撮る暇がなく、記事にはできませんでした。
 しかし、今回は違います。
 ローラー台である程度鍛えたので、とりあえず写真を撮る余裕はあるはず!そのはず!
 というわけで、通勤用として5年前に購入していたマウンテンバイクでカメラを背負っていってきました。

 ちなみに、岩洞湖がある藪川といえば、本州で1番寒い場所として有名。
 岩洞湖は余りの寒さに凍り付くため、わかさぎ釣りのメッカとなっています。
 開催3日前にワカサギ釣りが解禁されました。
 一般の人は言うでしょう。「そんな寒い場所に寒い時期に行って何がしたいんだ」と。
 それに対して「あなたは、本州で一番寒い場所に一番寒い時期に自転車で行かずに一生を終えるつもりですか?」といえる程度には自分が狂っているんだなぁという感慨があります。

 とはいえ、不安がないわけではありません。
 前回のライドでは、装備不足で、寒さにコテンパンにされました。
 なので、今回は大人マネーにモノを言わせて装備を再編成しました。
 抜かりはありません。ないはず…ないよな…(あります)
 なお、今回そろえた装備については、また別の記事に書きたいと思います。


 ちなみに今回のコースは↓のとおりです。

 ルートラボで見たい方は、こちらからどうぞ。


 ということで、開催当日。
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 集合は朝7時。天気は曇り。昼になっても寒そうだ。
 この日の盛岡の予想最低気温は-7℃
 これは、既にバナナでクギが打てる気温。
 前回の仙台ライドで出発後10分地点をゴールにしたくなったことを思い出す。

 そして、家を出る直前に、マウンテンバイクにドリンクホルダーをつけていなかったことに気づく。
 が、時すでに遅し。すぐに出発しなければ間に合わない。
 「まあ、寒いしそんなに水を飲まないだろう」と甘い見積もりで出発するが、この判断が自身を「妖怪ドリンク乞食」に変貌させるとは知る由もなかった。

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 集合場所のGRINSにやって来たのは、どいつもこいつも無鉄砲な男たち。総勢7名。
 この時の気温が-6℃。
 待ち時間が一番ツライ。

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 そそくさと準備を済ませて出発。
 そして、お行儀良く信号待ち。
 参加者の自転車は、マウンテンバイク、ファットバイク、シクロクロスと色とりどり。

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 本格的な登りが始まる「上米内T字路」までは、マッタリ平地走行…とはならず。
 みんな、はっやーい…
 
そこそこ心拍数を上げて走っているはずなのに、気が付くと最後尾にいる。
 これアカンやつ。

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 しかし、ここで頑張りすぎてはいけない。
 とりあえず、風景を撮影して落ち着きを取り戻す。
 ナイス判断。自分。
 目的地に着ければいいんじゃい。

 なんとか上米内T字路に到着。

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 人のボトルを見ると、当然のように中身が凍っている。
 既に結構な量の汗をかいたから水分が欲しい。

 そう、ぶっちゃけ暑い(;´・ω・)
 額から汗が垂れてきて邪魔くさい。
 汗をかきすぎて、逆に汗冷えが心配になるくらい。
 胴体の寒さ対策をしすぎたかもしれない。
 そして、手も足も今のところ問題なし。
 -5℃程度ならドンと来いって位の装備のようだ。


 「上米内T字路」以降は、今回最大の山場「小本街道クライム」が待っている。
 来るたびに思うが、ここはキツイ。長いし斜度が緩まない。
 出発する前に、ダチョウ倶楽部よろしく「どうぞどうぞ」と言い合う愉快な仲間たち。
 既に自転車乗り特有の「俺遅いので先に行ってください詐欺」の応酬が始まっている。
 これは、自転車乗りの習性なのだなぁと思う。
 自分もとりあえず「最後尾は任せてください宣言」をかましておく。

 じゃれあいもそこそこに、「小本海道クライム」をスタート。
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 呆れるほどの脚力で坂を駆け登る方々を、切ない瞳で見つめる我々。
 やはり、長い坂は実力差が出やすい。
 道中の気温は-5℃。
 でも、暑い。
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 ともかく走る。
 余裕がない。なんとか遅れないようについていく。
 マウンテンバイクは、ロードの倍ほど疲れる。
 キツイ。キツイ。キツイ。
 暑くて喉が渇いて、口の中がカサカサになっている。
 とりあえず「ノド乾いた~!」と叫ぶと、親切な仲間がドリンクを分けてくれた。
 「妖怪ドリンク乞食」の爆誕だ。
 が、本当に生き返る。ありがたい。あの人に来世でいいことがあることを願った。
 取り急ぎ、今世では先頭を引くことにする。
 が、後方から誰もついてこない。
 意図せず引きちぎってしまった。
 申し訳ない。

 とにかく、一刻も早く登り終わりたい。
 その一心でペダルを回し続ける。

 なんとか休憩地点の天峰山入口に到着するなり、荒い呼吸のまま、過熱した身体を地面に突っ伏して冷ます。地面愛してる。

 最終目的地の岩洞湖はまだ12kmほど先。
 その時、強く感じた。
 まだあるのか、もう許してほしい、と。
 今日はここで終わりでいいのではないかと。
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 ぶっ倒れたまま、シャッターを切る自分。
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 呼吸が落ち着いてきて、もう一度ドリンク乞食をしたところで、なんとかメンタルを持ち直す。
 とりあえず、天峰山には登ろう。
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 ただ、上の写真の左に「冬季間通行止」という看板がある。
 除雪がされていないのだ。

 そこから先は、ハッキリ言って登山だった。 
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 ハンドルが雪に取られてまともに漕げない。

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 よって、押して歩く。
 普段はこんなことしないから新鮮。

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 ゆっくり景色を見ながら登る。
 ちょっぴり贅沢な気分。
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 そうやって、なんとか展望台に到着。達成感がすごい。

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 ファットバイクの彼は、重量があったからさぞかしキツかったことだろう。

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 頂上でひとしきりはしゃぐ。
 主に僕が。
 誰も足を踏み入れてない雪原にダイブしないヤツがいるだろうか(いや、いない)

 とはいえ、頂上の気温は-8℃。肌が風でパリパリになるし、鼻水は若干凍っている。
 ボヤボヤしていると氷のオブジェになってしまうので、おふざけを早めに切り上げて天峰山を下る。

 不思議なもので、少しゆっくりすると余裕ができて、「岩洞湖行ってもいいか」と思い始める。
 天峰山を下った後は、岩洞湖方面に舵を切った。

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 路面は、よりシビアになり、ワカサギ釣りの客と思しき車が脇を頻繁に追い越してくる。
 なかなかスリリングだ。
 そして、気温も1段下がったように感じる。
 登りなら暑かったが、平坦区間が続くと、さすがに前を閉めないと寒い。
 指も凍え始めてきた。
 これが藪川の本気か…と震えながら思う。

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 と思ったところで、なんとか補給ポイントに到着。
 今は、ドリンクが死ぬほどありがたい。
 あたたか~いドリンクを2本イッキに飲み干して、ようやく乾きが収まった。
 生きてるって素晴らしいな。

 休憩を早めに切り上げ、再び走行開始。

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 ちょっと走ると湖面に数多のテントが並んでいた。
 みんなワカサギ釣りしてる人。
 僕が言うのもなんだけど、ネジが外れた人たちがこんなにいるんだね。
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 駐車場も満員御礼。驚きを隠せない。

 ワカサギ釣りテントを横目にダラダラと走り続け、念願の岩洞湖レストハウスに到着。
 やっと着いた!
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 「本州一厳寒の地」の看板。
 これは撮らねば。
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 温度計が、-8℃をお知らせしてくる。
 今、昼間なんだけど。
 相変わらず、藪川は気温がバグってるな。

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 レストハウス内で、ようやく一息ついた仲間たち。
 暖かい食事に舌鼓。

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 大人気、行者ニンニクみそラーメン。
 謎のサッパリ出汁と、行者ニンニクの風味のパンチ力がかみ合って、脳みそ溶ける美味さ。
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 ついでにワカサギ天ぷらもつまんじゃったりして。

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 食事を終えた一同は、「ここで布団をしいて眠れたらどれほど幸せだろうか」という表情をしていたが、現実(帰路)が待っていることを忘れるわけにはいかなかった。

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 ちなみに↑の写真は、男子トイレで見かけたのだが、「ライダー割引」は自転車で来た人も使用可能らしい。(店員さんに聞きました)

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 氷点下の外気温にさらされて、記念撮影。寒い。

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 そこからの帰り道は、下り基調だったので、比較的ラクラク。
 晴れ間も差してきて体感気温が若干UPしたので、より快適に。

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 明るいと景色も格別だね。

 といった感じで、何とか出発地点に戻ってお店でダラダラして、その日は解散。
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 雪道・雪解け道を走ったので、自転車はドロドロ。
 これもある意味勲章といえるかもしれない。
 ちなみに、キレイにしてから帰りました。


 最後に、今回のライドの感想を。
 これは、良いネタライドだった。達成感が非常に強い。
 そして、マウンテンバイクで長距離走るのが、単純に新鮮。
 登りあり、雪中歩行あり、下りあり。色々な要素があったのもよかった。
 でも、スパイクタイヤを履ける自転車や、防寒装備の準備などお金がかかるので、覚悟は必要かもしれない。

 ライドが終わって当日にこの記事を書いているけど、身体のあちこちがジンワリと痛む。
 普段ロードバイクしか乗っていないから、普段使わない筋肉がフル稼働したんだと思う。
 しっかりリカバリーしなければ。

 せっかく装備を揃えたから、春が来る前にもっと雪中ライドをして遊びたいな。
 雪中ライドオススメです。

【今回のリザルト】
 距離:73km位
 獲得標高:1,000m位
 ※ガーミン電池切れのため、リザルトは大体の数字。

こんにちは、むひっぴです。

 突然ですが、この季節は道路に雪があるせいで泣く泣くライドを諦め、4月まで家でしょんぼりしている盛岡ローディーの皆様、朗報です。

 今、路面の雪、解けてますよ。(※1月15日現在)

 「んなこたぁ、知ってんだよ!寒くて乗れないんじゃ!アホか!」という声が聞こえたような気がしますが、チラリと過去に見た天気予報を思い出してみてください。
 最高気温5℃って日がありませんでしたか?

 2019年1月12~14日の成人式絡み3連休は、例年より積雪量が少なく平地の路面は乾いており、気温は全国的に暖かく盛岡でも最高気温が5℃となる予報でした。
 そして、0~5℃あれば装備次第ではロードバイクに乗れちゃうんです。
 日と道を選べば、1月なのにロードバイクに乗れちゃうんですよ!スゴイ!

 8~12月の期間をロードにほぼ乗らずに過ごした僕としては、何としてもロードに乗りたい。
 つまり、冬の居ぬ間に命の洗濯ということで、今回の仙台ロングライドを決意したわけです。
 出発前日の夕方に。風邪気味にも関わらず。

 急遽、宿を予約。着替えやらお泊りグッズは自転車に積載することにしました。
 ロングライドしたいときは、目的地に宿を取ってしまえば、出発せざるを得ないというライフハック。
 ロングライドしたいけど、出発直前に億劫になる人にはオススメです。
 その他必要なものを大体揃えて、就寝。


 朝、6:30出発。
 夜明け前のお空がとてもキレイ。
 明け方の街を走っていると、まるで自分のものになったようでワクワクが止まりません。
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 と同時に、寒さは肌を刺すように厳しいです。
 寒さで死なないだろうか。今更ながら不安が襲ってきます。
 出発時の気温は、天気予報では-5℃。道路標識は-6℃
 そして、GARMIN先生の実測気温は-9℃。後で見たけどドン引き。
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 胴体・脚は、この気温でも動いて熱を発してるから何とか耐えられました。
 手指・足指は、触った感覚が全くしません。そして、「寒い」が「痛い」に変わります。
 冬用手袋・シューズカバーだけではこの温度帯には太刀打ちできないことが判明しました。

 サイクルボトルの飲み物は、10分で凍結。
 早くもクライマックス。
 これは、盛岡の冬の最低気温を舐めてましたわ。
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 でも、30分位走って日が出たら、何とか指先が回復しました。
 お天道様ってありがてぇ。
 最初は5:30に出る予定だったけど、夜明け寸前に出て大正解です。
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 なお、今回のコースは、国道4号をひたすら南下。
 気を付けるところは、水沢バイパスを降りる場所だけ。
 ↓で左に入ってバイパスを降りましょう。
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 盛岡~石鳥谷の路面は車道・歩道共にドライです。
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 花巻~平泉辺りでは歩道・側道に雪に一部残雪ありました。
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 9:00を過ぎて、気温が0℃を上回れば、風は緩い追い風。青空が広がる、まさにロングライド日和といった風情でした。

 久しぶりのロングライドが楽しすぎて、休憩は2回と少なめでした。
 宮城に入る走行距離100km付近まで、何の苦も無くスイスイと進みます。
 南下すればするほど、気温が上がっていくので、身体が楽になっていく気さえしました。
 それ以降も、筋肉に疲れが来たため、ギアは1段軽くしましたが、特に問題なく距離を稼いでいきます。
 大体180kmで終わりなので気が楽です。前回は全体で360km位あって向かい風だったので。
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 気が付けばアッという間に仙台市にイン。
 市内も道路が広くて助かります。
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〇仙台駅には15:00頃に着。余裕のゴールイン。
 気持ちよかった~!
 こんな簡単に来れるなら、近い内にまた来たいな。
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 早々と宿チェックイン。
 今回の宿は、ゲストハウス欅(けやき)
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 レトロな民家を改築して作ったようなナイスな雰囲気のお宿。
 ドミトリー(相部屋)タイプと個室タイプがあり。
 お値段はとってもリーズナブル。僕はドミトリーで1泊2,800円で宿泊しました。
 建物はレトロだけど清潔だし、サービスは最低限だけど事足りてるし、個人的には大満足でした。
 唯一の心残りは、宿泊者同士の交流ができなかったことです。
 夕方から夜にかけて仙台に住んでいる弟と飲み歩いてしまったので、宿に帰ったのは日を跨いでからでした。
 お客さんには海外(アジア系)の人も多かったのが印象的でしたね。
 また、来ようと思います。


 そんなこんなで想像以上にあっさり行けてしまった仙台ロングライド。
 序盤に指先が痛寒かったことを除けば、かなり満足です。
 そこまで無理をせず行ける距離であり、冬は汗をあまりかかないのが魅力的です。
 盛岡から仙台に新幹線で観光に来たら、往復で13,000円近くかかるけど。
 新幹線代が帰りだけで、現地での移動が自転車でできることを考えれば、かなりお得感があります。
 今回はあまり観光できませんでしたが、次回は八木山動物園・うみの杜水族館にも行ってみたいです。


 あと、今回のコースは、ほぼ国道4号しか走っていません。
 ただ、話を聞いていると、国道4号は信号や車が多くて好きじゃないという人も多いようです。
 確かにそのような意見もわかりますが、個人的に、ロングライドにおいては、国道4号を走る利点も多いと思います。
 まず、側道がしっかりある、舗装が良い、ひたすらまっすぐ走ればいいのでコースを気にする必要がほぼない、補給地点(コンビニ・食事処など)が豊富、といったところは利点ではないでしょうか?
 盛岡在住のロングライダーにとって、意外と走っていないのが国道4号だと思います。
 宮城県も魅力的な道がいっぱいありそうですし、輪行バッグ片手に、国道4号経由でちょっと宮城まで足を伸ばすのもオツかもしれませんよ。

 冬の寒さ対策は、また別の記事が書けたらいいなと思います。
 ではでは。

 【今回のリザルト】
 走行距離:182km
 獲得標高:1,054m
 経過時間:8h31m
 平均時速:22km/h
 消費カロリー:2,900kcal
 最低気温:-9℃
 最高気温:8℃
 経費  :合計 約13,000円
      食費→3,500円(夕食含む)
      宿代→2,800円
      移動費→6,700円

 どうも、明けましておめでとうございます。
 とてもお久しぶりです。むひっぴです。

 挨拶直後に申し訳ありませんが、ブログの更新がしばらく無かった件についてひとつ言い訳をさせて下さい。
 おしごと忙しかったの!!とっても忙しかったの!!
 働き方改革?なにそれ?ってレベルの残業&休日出勤地獄に揉まれ続けた4か月間…
 自転車に乗る時間も確保できず、部屋の背景と化したロードバイクを眺めてはため息をつく日々でした…
 自転車に年中乗れる環境を作りたい…

 まあ、10月にちょっとだけお外で自転車漕いでみたんですが、心肺機能がガタ落ちでライド仲間について行けず、網張を登り切れませんでした。
 そして、捨て台詞のように「心臓・肺をパーツ交換してからまた来よう」と呟きながらリタイアするという苦い思い出を残してしまいました。

 とはいえ、12月まで続いた仕事のピークがようやく過ぎ去ったので、1月から心機一転、イチから己の肉体を鍛えなおそうじゃないかというわけです。


 折角なので、目標を決めておきたいと思います。昨年やりたくてできなかった目標。
 目標は二つ
 ① stravaのセグメント「県道36号線 Climb」で7分切り & 
FTP200超え
 ② 金沢ロングライド(約670km 1泊2日)を完走する
 金沢ロングライドはスケジュール確保の面がクリアできればなんとかなる気がします。
 ただ、県道36Climbは本当にヤバい。
 昨年のベストが7分40秒だから、去年の自分を圧倒的に凌駕しなければなりません。
 FTP目標は、7分切りのための最低限必要な条件だと思っています。
 燃えるねぇ。


 で、どうやって鍛えなおすの?ってわけですが。
 今年の冬は、①ローラー練習、②MTB雪中ライドの二本立てで行きたいと思います。

 ①は、昨年本気でやって効果を発揮した信頼と実績の練習です。今年はちょいと+α。
 ZWIFTを活用したいと思っています。
 既に試していますが、パワー表示・モチベーション維持・ワークアウト提供の3つの面で恩恵が大きいです。
 数年前から有名になっていますが、このブログでも、いつかZWIFTについて記事を書いてみたいと思います。

 ②は、ひょんなことから通勤用に持っていたMTBにスパイクタイヤを履かせたので、これで遊ぶのも練習と言ってしまおうというヤツです。
 1月3日に網張極寒ライドというBICYCLE SHOP GRINSさんの企画に参加させていただきましたが、スパイクタイヤの転がり抵抗が強く、ロードの3倍はエネルギー使うような気がします。
 トレーニングにはとても向いているように思い、活用してみようと思います。
 雪中ライドも寒冷地ならではのことだと思うので、面白いライドができたら、こちらも記事にしたいと思います。


 というわけで、当ブログ「もういっこください!」は本日より再始動します。
 今年も何卒よろしくお願いします。m(_ _)m

こんにちは、むひっぴです。
 お久しぶりの更新です。自転車漕いではいましたが、特にネタもなかったので投稿が空いてしまいました。すまんこってす。

 さて、皆様は、このクソ暑い海の日連休をいかがお過ごしでしたか?
 「外に出たくない」「休みの日くらいゆっくりしたい」「こんな暑い日に運動とか阿呆の所業」という一般の声が漏れ聞こえてくる中で、雨続きにストレスを感じていたローディー達は、これまでの鬱憤を晴らすため、連日元気にお外を駆け回っている様子。
 全く業の深いことだなあと思います。

 そして、ローディーの中でも、とりわけ深い業を背負ったロングライダーである自分がやったのは、『美人を拝みに行く』ことでした。
 なぜなら、僕は噂を聞いたことがあるのです。「弘前には美人が多い」と。
 弘前には、なぜか青森県のそこかしこから美人が集まり、特に探さなくても美人にエンカウントするらしいと。
 そんなこんなで、ロングライダーとしての業だけではなく、男としての業も背負っている僕としては、行かざるを得なかったわけです。
 ただし、余りにもギラついた目で婦女子を舐めまわすような視線を向けては、紺色の制服を着た国家公務員に連行されてしまいますし、紳士的ではありません。
 まずは、仏の如く涅槃の境地まで至り、しかる後に美人を舐めまわすように鑑賞するのです。
 ということで、今回は弘前までライドをする途中で、八幡平・十和田湖を超え、肉体と精神をギリギリまで追い込むことで悟りを得て、その後に美人を見ようというわけです。
 我ながら業がふけぇ…

 ということで、今回のコースはこちらです。

 ルートラボのページで見るにはこちらをクリック!

 距離200km超え、獲得標高3,000m超えと修験道の僧が如きコース。これぞ修行走。

 とはいえ、最終的に行くのを決めたのは、出発前日の17:00。
 じゃらんで宿は取れたけど、着替えなどの荷物は送ることができませんでした。
 どこ行った計画性…

 とりあえず前日は、100km超え用のロングライド装備に加え、サドルバッグに着替えを積み込んで就寝。
 4:30に起きて5:00に出発するんだ!と意気込んでみたものの、仲良しのオフトゥンと別れがたく、起きたのは6:00。出発が6:30となりました。
 行けば楽しいのはわかっているはずなのに、なんで行く直前ってこんなに億劫なんだろうか。

 予報では天気は曇り。最高気温は31℃。大丈夫かな。
 盛岡の空はドンヨリな感じ。ちょっと心配。
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 いつもよりゆっくりと走ります。

 最近は、近場を速く走る練習ばかりになっていて、ロングライドの初心を忘れがちだったので、基本に立ち返るためです。
 しっかりとしたロングライド装備にしてきたため、荷物は御近所ライドより1.5kg~2.0kgほど積んでいます。着替えも積んでるので、いつもより重いのです。
 軽いギアから漕ぎ始めて、ジンワリと加速、運動エネルギーをできるだけ無駄にしない。無理な筋力を使わず、心拍を上げすぎない。
 基礎を思い出しながら、じっくりと進んでいきます。
 荷物が多くて加速は悪いけど、いったんスピードに乗った後の慣性は強く働く感じで、苦しくはありません。

 で、八幡平市につく頃には、青空が見え始め。一安心。
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 やってきた通算3回目のアスピーテ入り口。
 いつもは恐れおののいているけど、ロングライドの初心を思い出した自分に恐れはありません。
 迷わずインナーローを選択。
 10km/hを切るペースで確実に登ります。焦るから疲れるのだ。
 ロングライドに焦りは禁物なのです。
 もう既に悟りの境地が近い。なんて思っていました。
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 そして、スノーシェルターもインナーローでなんのその……と、思いきや。
 いや、暑い!シェルター内は暑すぎる!
 なんだこれ!サウナかよ!40℃超えてるぞこれ!
 突如遠のく悟りの境地。
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 そうして心が乱れたところで、ヘルメットのアゴヒモがほどける、仕事のトラブルの電話が舞い込むなど。更に心はささくれ立ち、脚は乱れ、ペースが乱れる。水が切れ、汗で視界を奪われる。
 「果たして、完走できるのでしょうか。今から家に帰ってクーラーの効いた部屋で寝っ転がったほうがよいのではないでしょうか?」と悪魔が脳内でささやきますが、「こちとら既にホテル予約しとるんじゃボケェ!いいからキリキリとペダル回せ!このスカタンが!」と天使が叫びます。どっちが悪魔かわかりません。
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 ともあれ、八幡平の自然は美しい。
 道端の観光客が応援してくれたりなんかもして。
 徐々に心が落ち着きを取り戻してきます。
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 そして県境にたどり着きました。
 いつものレストハウス。落ち着く。
 ここまで標高が上がるとさすがに涼しいもので、気温は15℃位でした。
 獲得標高的には、これで半分。
 ここで、60km地点だから距離はまだまだだけど。
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 そして、ここからは、八幡平秋田側の下り。
 ぎゅんぎゅん下ってまいります。
 前に玉川温泉に行ったときは、ここ↓を左に曲がったけれど、今回は右に曲がって北上します。
 標識に見える十和田湖の文字。ここからは知らない道なので、心が躍ります。
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 そして、もうちょっと下ったところで、思わぬ再開を果たします。
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 キャメルマート!
 お前、生きていたのか!!
 てっきりローソンに飲まれて完全消滅かと思われたキャメルマートとの思わぬ再開にしばし浸り、水分と食料を補給します。
 暑すぎて水をかぶったりして、既に2本のボトルが空だったので、とても助かりました。
 一緒に買ったファンタを一気飲み。
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 さて、補給で仕切り直したところで、ライド再開。
 とはいえ、しばらくは下り基調なので、気が楽です。
 概ね下り終わると、平野に突入。
 ほぼ無風でとても漕ぎやすい。サクサク距離を稼ぎます。
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 アッという間に、道の駅鹿角に到着。
 おなかすいたし何か食べるか、とチョイスしたのは『北限の桃ソフトクリーム』。
 ももの豊潤な香りが極上でした。
 まだ、ソイジョイ2本位あるし、とりあえずこれ以上食べなくていいかなと思って他はスルー。
 でも、記事を書いている今思うと、ここでもっとガッツリ食っておけばよかった。
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 さらに漕ぎ進めて行くと、頭が暑くなってきました。
 ボトルの水を飲むかと口に運ぶと、既にお湯と化しており、身体は冷えません。
 そんな中で、休憩できそうな場所があったので、水分補給でもしようと立ち寄りました。
 平塚果樹園です。
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 で、近くには『縁結びの湧き水』。
 弘前美人を見に行く今日の僕のために用意したかのような、おあつらえ向きの浄化スポットに心底驚きます。
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 御利益の欲しい僕は、ボトル内のお湯を捨てて、湧き出す冷たい水をボトルに汲み直し、頭から「ソォイ!」とかぶりました。
念のため2度かぶります。
 自前の塩を多分に含んだしょっぱい水が滴っていき、そもそも物理的に浄化されてる感覚を味わいました。何か浄化方法を間違っているかもしれない。
 体内からも浄化しようと、1.5リットルほど経口摂取して、乾いた体が医学的に救われていく感覚を味わいます。
 ご利益が得られるかわかりませんが、少なくともコンディションを立て直しました。

 あ、ちなみに平塚果樹園には、なまはげの人形もいました。
 僕は良い子なのでなまはげは怖くありませんが、遠巻きに写真を撮らせていただきました。僕は大変良い子なので、なまはげは怖くありませんので写真を撮っても大丈夫です。みなさまはお気をつけください。
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 それからも1%下りの道を漕ぎ続けていくと風景がちょっと変わってきます。
 段々と山に囲まれてきました。十和田湖はそう遠くないのかもしれません。
 視界に山が入ると安心するのは、岩手県民の気質なのだと思います。
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 そして、徐々に登り始める道。5%位です。
 そろそろ、相手も本気を出してくる頃でしょうか。
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 その後もチマチマと登っていくと、下の写真のところから一段と斜度がきつくなり8~10%に
 ユルユルペースとはいえ、やはり登りはキツイ。
 しかし、ロケーションはとても良いです。森の中で自分の息遣いしか聞こえない空間を体験するのは、ソロロングライドの醍醐味かもしれません。
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 要所要所で叫び声を上げながら、何とか登り切り『発荷峠』に到着。
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 チラリと除く十和田湖に感嘆の声を上げながら、湖際までダウンヒル。
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 あっという間に湖畔までやってきました。
 これまで稼いだ標高はどこにいったのだろうか。
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 湖畔には、観光客も多く、にぎわっています。
 後で、十和田湖に一日ユッタリしに来るのも悪くないと思いました。
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 で、ここまで走ってきて、カロリー不足に陥っていました。
 おなかはすいだけど、お店は少ないし、食堂もほぼありません。
 こんなところでハンガーノックでリタイアなんてしたくありません。
 とはいえ、この休屋地区の観光地ならレストランの一つ位あるだろうと高を括っていました。
 でも、ググって調べたレストランはランチ営業終了。食堂もランチ営業終了。
 あっちをウロウロ。こっちをウロウロ。
 やって来たのはカフェ。
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 そして、ありつけたのはアップルパイとアップルジュース。
 あまりカロリーなさそうだけど、このアップルパイ一つで次の峠が超えられるかが左右されると思い、大事に噛んで食べました。
 りんごの素朴な甘みと酸味が活きていて、とても美味しかったです。

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 そして、改めて漕ぎ出します。
 次の峠はルートラボを一目見ただけで、かなりの強敵とわかる御鼻部山。
 ゆっくりと登り始めます。
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 峠が一段階斜度のギアを上げてきたのが分かった瞬間。
 深呼吸を一つして気合を入れます。
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 そしてシェルターを出て更に上がる斜度。
 腹筋に力を入れてさらに気合を入れます。
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 そしてヤツはやってきた。
 もはや笑うしかないシェルター内のヘアピンカーブ。
 推定斜度25%。えげつねぇ…えげつねぇよ…

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 その後も、終わらぬ坂道。
 もう終わるだろうと思ったところからさらに続く坂道。
 そして、熊注意の看板。
 でも、徐々にそれらの情報を気にすることなく、心は坦々とペダルと坂道に向かっていきます。
 涅槃が近いのかもしれません。
 「疲れて余裕がなくなってきている」とも言います。
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 どんな坂道にも終わりがやってきます。
 ようやくやってきた坂道の終わり。
 そして、看板を見てツッコみます。お前、標高1,011mもあったのかよ!
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 ついでに展望台でパチリ。
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 そこから、御鼻部山のダウンヒルを終えて、「道の駅 虹の湖」に到着。
 アップルパイ一つで峠超えしたわけで、おなかはペコペコ。ようやくご飯にありつけるよ。
 と思ったら、レストランは営業時間終了。
 セブンティーンアイスの自販機さえ利用不能。
 どうしろっていうんだよ。
 とりあえず、再びファンタを一気飲みしてカロリーを摂取しました。
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 そこからも、下り基調の道をひた走ります。
 1~3%下りが続く道だから、簡単にスピードが乗って走りやすいです。
 気が付けば辺りは夕焼けになっていました。日が暮れるまでに着きたい。
 脚は到着まで持ちそうです。弘前駅に向かって走っていきます。
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 ただ、弘前駅に行く前に1か所だけ行きたい場所がありました。
 『田んぼアート』の発祥地である田舎館村に寄り道したかったんです。
 『田んぼアート』とは、田んぼに植える米の配置・色を計算して、一枚の絵を田んぼに描いた作品で、ここ田舎館村では毎年行われています。
 展望台を登った視点でちょうどパースが合うように作られているので、有料展望台に登る必要があります。
 が、時間切れ。「本日の観覧時間は終了しました」
 30分遅かった。
 ク~!見たかったな~!
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 横からならいつでも見れますよ。(ニッコリ)
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 田んぼアートのためだけに作られた田んぼアート駅。
 青森県人すげぇな。
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 田んぼアートは見れなかったけど、弘前駅まではあとわずか。
 夕日に照らされながら、無理ないペースで走っていきます。
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 そして、ようやくたどり着いた弘前駅!
 やった!ついた!おなか減った!
 なにせ、道中に摂ったカロリーは、ソイジョイ5本・ソフトクリーム1本・アップルパイ1片・ジュース3本。
推定摂取カロリー1,500kcalに対して、消費カロリーは4,000kcal弱だよ!大赤字だよ!
会社員ならクビだよ!

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 ということで、もう、食べることしか考えられない。
 ササっと自転車をたたんで、駅近くのホテルにチェックイン。
 シャワーを浴びて、着替えをしたら、美味しいものを追い求めてゾンビの如く街を歩きます。
 やってきたのはラーメン屋。
 当たり前のラーメンが美味い美味い。
 あっという間に食べ終わります。
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 で、食べ終わって気付きました。
 店員の子かなり可愛いな!おい!
 さっそく美人に会えました。
 ついチラチラ見てしまいます。
 心の浄化とはなんだったのでしょうか。

 会計を終えて、外に出ると、街を歩いてる女性がみんな可愛く見えます。
 すげぇな弘前…ゴールドラッシュかよ…と、意味わからないことをひとり呟きます。

 
そう思いつつ、次に向かったのは『すき屋』。
 食欲には勝てなかったよ…
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 たっぷり食べて、ホテルで寝て、弘前ナイトは終了です。
 結局、心の浄化はできなかったけど、弘前美人は見れたから、当初の目的は概ね果たしました!
 やった!楽しかった!


 【今回のリザルト】
 ・距離:222km
 ・獲得標高:3,252m
 ・経過時間:10時間17分
 ・平均速度:21.6km/h
 ・移動時間:9時間35分
 ・平均移動速度:23.1km/h
 ・消費カロリー:3,951kcal


 ちなみに、次の日は、朝にかるーく弘前観光して新幹線で帰ってきましたよ!
 レトロな感じを残したとても良い街でした。
 おじいちゃんが弘前城のお堀で釣りしてたり。
 また、来たいな。
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みなさま、こんにちは。むひっぴです。

 6月初めだというのに夏真っ盛りのような激しい日差しが照り付ける昨今、みなさまはいかがお過ごしでしょうか?
 ちなみに、僕がどうしていたかというと、前回記事で蔵王ヒルクライムが中止となったことを書きましたが、その後は、これまで継続して頑張っていたローラー練習を中止して、オフシーズンとばかりに自転車を漕がない日を2週間ばかり続けていました。
 そんな状態で久々に2時間ほどライドをしてみたのですが、結果は『①疲れてもいないのに筋肉が言うことを聞かない』『②心肺がすぐに限界を迎える』『③ヒザの腱が痛くなる』と散々なものでした。
 「継続は力なり」とはよく言ったものです。ローラーを続けていた時期は、徐々にに力が付くのを実感したものでしたが、努力をやめた途端に肉体はすさまじい速度で元の状態に戻ってしまったのです。
 みなさまも、練習で培ったものを失うのは一瞬です!お気をつけて!

 そんな貧脚ロングライダーが、久々にロングライドをしましたのでご報告。
 行先は再びの八幡平。
 今回の目的は、「八幡平ドラゴンアイリベンジ」「樹海ライン走破」「玉川温泉入浴」と盛りだくさんです。

 そんな今回のルートはこちら↓

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 きっかけは、家族が言った一言「玉川温泉に入りたい!」でした。
 八幡平には去年・今年で2回ほど登っているけど、実は秋田側に行ったことがない。
 理由は簡単で、自走で秋田側を下って登り直せる気がしないから。
 でも、玉川温泉まで車で行く人がいるならば、帰りは車で帰ればいいじゃない!
 温泉にも入れちゃう!
 なにそれ素敵!

 というわけで、モノはついでだ。時期的にちょうどいいし、前回のライドでは見れなかったドラゴンアイを見てこよう。樹海ラインも走ってしまえ!
 といった思考回路から、今回のライドが組み立てられました。

 そんなこんなで、やって来ました八幡平市は樹海ライン入り口(と思っていた場所)
 この信号を右に曲がればアスピーテライン。まっすぐ行けば樹海ラインなのです。
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 ここで、樹海ラインについて簡単な説明を少々いたします。
 樹海ラインは、松川温泉から八幡平頂上付近まで走っている道路です。
 アスピーテラインが北側から山頂まで登るのに対して、樹海ラインは南側から山頂に至ります。
 そして、「樹海」の名のとおり、アスピーテと比べて樹木に囲まれた部分が多いのが特徴なのです。


 さて、そんな樹海ラインを登り始めた僕が目にしたのは、先制パンチというにはヘビーすぎるヘアピンカーブ。
 下の写真ですが、斜度は外側で10%。内側は最大で15%あります。
 ハハッ、笑えるなぁ。ヒザはもっとガクガクと笑っているよ。大爆笑だよ。
 こんなんで登り切れるんだろうか。と一抹の不安が胸をよぎります。
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 ヘアピンを抜けても、ギアはインナーロー。
 勾配は6~8%が続きます。そろそろ休ませてくれないものだろうか。
 と思っていると看板が出現。松川温泉が近いのかなと近づいてみると。
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 「樹海ライン入り口まであと3km」
 ここが樹海ラインじゃないのかーい!
 そう、僕はこの時まで、松川温泉まで続く登り坂も樹海ラインと思っていたのですが、本当の樹海ラインは松川温泉から先なのです。
 ちなみに樹海ライン分岐から樹海ライン入り口まで約8kmもあります。
 みなさまもうっかり心を折られないようにお気をつけください。
 僕は、しっかり折られました。
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 まあ、気を取り直してじっくりと進み、とうとうやってきた樹海ライン入り口。
 ここを右に曲がれば樹海ラインです。とうとう真の樹海ラインにやって来ました。
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 そして、樹海ラインを登り始めて、すぐの看板に驚愕。
 「ホゲェー!!まだ18kmもあんのかよ!!」
 
アスピーテラインは登り始めから山頂付近まで18km。
 樹海ラインは入り口まで登り8km。樹海ライン自体が18km。合わせて26km。な、なんて長いんだ…
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 まあ、自分で登ると決めた道に文句を言っても始まらないので、覚悟を改め、またユルユルと登り始めます。
 樹海ラインは、その名の通りほぼ樹木の中を走っていくルートになっており、見通しはあまり利きません。
 ただ、要所要所では、樹木が隙間を開けて絶景を見せてくれます。
 下の写真もそんな絶景の一つ。
 裏から見た岩手山、そして縦走路を横目に目を奪われ、脚を止めて写真をパチパチ。
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 登り続けていくと、いきなり現れる下り坂10%の看板。
 ご褒美だと思って、これまでコツコツ貯めてきた位置エネルギーを使って疾走します。
 その後もチョコチョコ現れる下り坂に位置エネルギーを放出しつつ、登っていきます。
 登りがムチ、下りがアメだとすると、ムチ8・アメ2の割合です。
 一時の下りの気持ちよさに酔ってしまいそうになりますが、騙されてはいけません。
 下りがあるということは、標高が下がり、山頂まで沢山登らなければいけないのです。
 「マーラよ去れ」と呟きながら降りていきましょう。
 ちなみに、何度目かの下り坂、下の写真の地点からは標高差100m近くの長い下りとなります。
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 残り5kmを切ってくると、谷を挟んで向こう側にアスピーテラインが見える場所もあってテンションが上がります。
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 下の写真は頂上まで3km地点で撮ったのですが、思った以上に斜度がえげつないです。
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 残り1km。頑張れ自分。
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 そして、ようやっと山頂に到着。
 樹海ラインはキツカッタ!キツカッタヨ!!
 個人的には、アスピーテラインよりキツかったです。
 単純に距離も長いし、獲得標高がアスピーテよりあった感じがします。
 でも、アスピーテラインを何回か登った人には、一味違った景色を楽しめるのでオススメです。
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 ただ、今回のライドはここで終わりではないのです。
 秋田側に下って、玉川温泉まで行かないと。
 でも、ここから先は下り坂だけだから余裕でしょ!

 と、思っていた時期が僕にもありました…


 とりあえず、その話は置いておいて、ひとまず、秋田側に下っていきます。
 ちなみに、秋田側の道は10%近い下りが続くから、とんでもなく速度が乗りやすいです。
 速度が乗りすぎたところにヘアピンカーブがくるから、とても危ない。
 スピードの出しすぎには本当に注意したほうがいいと思います。
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 下りを楽しんでいると、あっという間に後生掛温泉までやってきました。
 でも、まだまだ下り坂は続きます。
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 そして、楽しかった下り坂のアスピーテライン秋田側も終了してしまいました。
 そこで玉川温泉まで残り何kmかなーと思い、グーグルマップを開くと残り12kmとのこと。
 その時は、「思ったより距離があるなぁ」位にしか思っていませんでした。

 しかし、進んでいくと、脚を使い果たした僕の前に現れたのは、またしても坂でした。
 今度は5%の登り坂です。
 これが樹海ラインを超えてきた脚に響きます。
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 「もうっ、僕にっ、残ったっ、脚はっ、ありませんっ…」とリズミカルに呟きながら、残った脚力を搾り出すように漕いでいきますが、サイコンの距離は一向に増えていきません。
 精神的には、長い戦いでした。
 いつ終わるともわからない登り坂は、約7km続きました。この最後の5%が、僕には永遠に感じられたのです。ツラかった…
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 そしてようやく、玉川温泉付近までやってきて、見通しが良いところで写真をパチリ。
 ちなみに、この写真を撮った後に自転車が転んで、バーエンドキャップが吹き飛び、丁度やってきた車のタイヤが粉砕していった訳ですが、僕は、粉砕されたバーエンドキャップを、ただただ、呆然と見つめるしかなかったわけでありました。
 買おうかな、バーエンドキャップ。
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 紆余曲折あり満身創痍で、やっとこさやってきた玉川温泉。
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 家族と合流して、車に自転車を積み込んで、着替えを受け取った後に、まずは大浴場に向かいます。
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 風呂場でキャップを脱ぐと、まるで元々そんな模様があったかのような汗塩のアートがそこにありました。
 すぐに洗濯した気持ちをグッとこらえて写真をパチリ。
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 ここで、玉川温泉の基礎知識をザックリと説明します。
 玉川温泉は、元硫黄鉱山の近くにあるエクストリームな温泉です。
 何がエクストリームかって、源泉が、なんとPH1.12。
 日本で一番強酸性の温泉となっております。
 理科室だったら、カギかかるところにしまわないといけないレベル。
 目に入ったら速やかに真水で洗い流さなければいけない。
 そんな劇薬が、98℃で毎分9,000リットル溢れてくるんだってさ。
 もはや笑うしかない。
 湧出量も日本一だそうです。
 ちなみに、温泉のすぐそばには硫黄ガスが発生する地帯があり、ガス溜まりに入ってしまうと死の危険がありますので、ご注意を。ここは地獄かよ。
 あまりのお湯の強さにガンが治るとまで言われており、全国から湯治客が押し寄せています。

 玉川温泉の入浴料は一人800円。ちょっとお安くないですが、入る価値は十分あると思います。
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 浴室の中は、木造となっており、レトロな雰囲気がGOODです。
 浴槽は、それぞれ「源泉(100%)」とか「源泉(50%)」とか書いています。
 戸愚呂弟みたい。
 シャワーで汗を流してから、源泉100%の浴槽に恐る恐る身体を沈めていきます。
 浴槽のお湯自体はぬるめです。
 指先から溶けていかないか心配でしたが、そんなことはありません。
 意外とだいじょぶだったり?
 ん?!ヒリヒリ?いや、痛い…いたたたた!!
 突如として、身体のある部分を、ライターの火を当てたような熱さに似た痛みが襲います。
 どこかっていうと、貴重な女性ライダーに配慮して言えば、股間部。
 配慮せずに、あけっぴろげに言ってしまえばケツ穴が焼かれるように痛かったです。尻毛に火が付いたかと思いました。

 強酸性のお湯は傷口は焼いて、強制的にカサブタにしてしまう効果があるようで、しばし、痛みに悶絶してました。
 みなさまも、ロングライド後の入浴はご注意願います。
 あと、お湯は酸っぱいです。

 温泉を出て少しゆっくりしてから、車で八幡平を登っていきます。
 あっという間に、見返峠までやって来ました。楽ちんだなー。
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 そして、ドラゴンアイを目指して、今年2度目の雪中行軍。
 SPD-SLのクリートがすべり止めになって実に歩きやすい。
 同じ目的で歩いている人が沢山いて、道は結構込み合っています。
 ハイヒールで雪道を登っている人もいました。
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 とうとう出会えたドラゴンアイ。
 青い空と、残雪と、紺碧の湖がなんだか不思議な空間を作っています。
 なるほど、これがドラゴンアイか。
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 ちょっと遅くなりましたが、「八幡平ドラゴンアイ」についても簡単にお話します。
 八幡平山頂付近の鏡沼。
 冬期間は雪に埋もれて見えなくなるわけですが、この沼の雪が解けていく過程で、原因はよくわかりませんが、上の写真のように浮島のように雪が残るのです。
 これが「竜の目のようだ」というわけでドラゴンアイと名付けられたのです。

 うん、しっかりこの目で見ることができて満足です。
 その後は、車で無事、盛岡まで戻ってくることができました。

 今回は、八幡平をばっちり満喫することができる良いコースだったと思います。
 ドラゴンアイは時期限定だけど、誰かに車で拾ってもらう必要があるけれど、今回のコースはオススメです。
 今度は、どこを走ろうかな。


 【今回のリザルト】
 ・距離  :65.6km
 ・獲得標高:2094m
 ・平均速度:20.4km
 ・消費カロリー:2,480kcal

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