みなさま、こんにちは
盛岡も、ここ最近は夏が息を潜め、既に昼でもなんだか涼しい秋の空気が漂っていますね。
セミの替わりにスズムシが鳴いてます。
盛岡ってお盆過ぎれば秋だったなぁってことを思いだしました。
そう思うと、東京の夏って長いよなぁ。感覚的には9月まで夏っぽい空気がありますよ。
でも、秋が来るのが早い替わりに、盛岡は11月には完全に冬が到来し、自転車に乗れなくなるので、今シーズンのライドチャンスはそう多く残っていません。寂しい・・・
そんな昨今、土曜日に一緒に飲んでいた自転車友達が「とりあえず自転車乗りたい!どこかに行きたいんだ!」と荒ぶって、「でも、100kmを超えるライドはご勘弁!」という注文を受けて酔っ払いながらルートを引いた結果、予想外なことに、ほぼ100kmグラスなみなみ一杯のジャストサイズなコースが完成しました。
これは走るしかないと日曜日にライドに出かけたわけです。
今回のコースは↓こちら↓になります。
詳しくは、こちらからどうぞ。
獲得標高も739mとある程度歯ごたえがあるものの、100kmライドにしては控えめとなっています。
また、雫石から花巻に抜ける県道234号線を通るルートとなっており、旧道風情が味わえる仕様になっています。
さあ、そんなこんなで日曜日。
「朝9時に出発しよう!」と約束をして、宴も早めに切り上げ午後9時に就寝した僕ですが、次に目を開けて携帯の時刻を見ると・・・9時24分。(; ̄Д ̄)!?
普段の疲れが出てしまったのか12時間以上爆睡をかました挙句、まだ眠い。
友達に「今起きた」とラインを入れると、「スタートする?」と返信が入りました。
お前は菩薩かよ。
脳内に「今日はもういいか」という言葉がよぎりましたが、「どんなに億劫な朝でもサドルにまたがれば楽しい」という経験則もあり、準備を始めます。
そんなひと悶着もありながら、友達からは、男2人が盛岡を出発したわけですが、ライドを初めて数分で不安を感じる光景が。
実は、2日前に避難勧告が出るほどの大雨が降って、近所の川が濁流と化していました。
今回のコースはヒルクライムも入っているし、やや心配になりますが、まあだめなら引き返せばよいのです。こんな日の景色を楽しめるのもオツなものだと気楽に行きます。
起き抜けでぼんやりした頭とエンジンがかかっていない身体のままペダルを回して、御所湖を超え、県道1号線を南下していきます。
だんだん、頭がはっきりしてきたところで、県道234号に入るはずだったのですが、想定していない風景が出てきて一気に目が覚めました。
曲がり角からしてすでにやや神秘性を帯びており、なんだか童話の世界に入っていくようなワクワク感を覚えます。
三十路男二人が、はしゃいで写真を撮りまくる姿をさらすほどにテンションが上がってしまいました。
とはいえ、こんなところでまごまごしているのもロングライダーの名折れ。
潔く出発しましょう。
整備状況は良く、なのに非日常感が強い、とても良い道です。
自動車とすれ違う気配が全くねぇ(; ̄Д ̄)
さらに道は山奥に進んでいきます。
ここまで上流にくると、大雨後でも川が澄んでいます。心がキレイになった気がしました。
しかし、同時に道を流れる水の洗礼も浴びます。ココロサラサラ、ジャージドロドロ。
そんなこんなで走っていると、気が付いたら、傾斜は5%を超え始めます。
5%だと思っていたら、山は本性を現し、斜度をどんどん盛っていきます。
あれよあれよという間に、サイコンは最大斜度13%を指す激坂に突入していました。
獲得標高が低いと高をくくっていましたが、歯ごたえのある上り坂です。
なんとか登り終えて、頂上で記念写真をパチリ。
お前さんは、峰越峠っていう名前だったのね。
撮影もそこそこにダウンヒルに突入。
道の脇には落ち葉がたまっているので、風景を楽しみながらゆっくりと降りていきます。
下り基調の道をユルユルと。
しばらく下っていくと、県道12号線にぶつかるので、左折。
2車線道路を走るのは久しぶりな気がしてきます。
こんな看板もありました。
道を走っていてなぜか童話っぽさと感じる思ったら、宮沢賢治の舞台である「なめとこ山」の隣山を登っていたようです。
あの道を走っているときに感じた不思議な感覚は、確かに宮沢賢治の小説を読んだときに感じるものに似ていました。
以前、自動車で通った際には、ただ狭い道だと思っていましたが、自転車で走ると全く感じ方が違うのが面白いです。
少し進んでいくと、豊沢湖が見えてきます。
先日の雨で水位が上がっており、ダムも豪快に放水をしていました。
さらに降りていき、鉛温泉までやって来ます。
ようやく人いるところまできてホッとします。
そして、ここにも宮沢賢治のトレードマークである山高帽とコートがありました。
さすが花巻、宮沢賢治の出身地なだけあって、こんなところまで、アイテムをちりばめています。
そんなこんなしていると、時刻はすでにお昼を過ぎており、食事できるところを探していたのですが、国道12号線沿いにちょうど良い食事処がありました。
お店の名前は「おがた」というそうです。
店内の雰囲気は、一言でいえば、おばあちゃんちにいるような居心地です。
実際、70代ほどと思われる上品な女性が一人で切り盛りしており、店内はゆったりとした優しい空気が流れています。
注文したのは、「肉そば(おがた牛)」
味としては、牛とタマネギの出汁が十分に活かされたツユと、しっかりコシのあるそばにの相性がよく最高に美味でした。
別のメニューも頼みたいので、僕はまた来ると思います。
後は県道13号を無心でこいで帰りました。
終わってみると、岩手のポテンシャルの高さを見せつけられる良コース。
まだまだ、岩手には素晴らしいコースがあるんだなぁと実感した次第です。
盛岡も、ここ最近は夏が息を潜め、既に昼でもなんだか涼しい秋の空気が漂っていますね。
セミの替わりにスズムシが鳴いてます。
盛岡ってお盆過ぎれば秋だったなぁってことを思いだしました。
そう思うと、東京の夏って長いよなぁ。感覚的には9月まで夏っぽい空気がありますよ。
でも、秋が来るのが早い替わりに、盛岡は11月には完全に冬が到来し、自転車に乗れなくなるので、今シーズンのライドチャンスはそう多く残っていません。寂しい・・・
そんな昨今、土曜日に一緒に飲んでいた自転車友達が「とりあえず自転車乗りたい!どこかに行きたいんだ!」と荒ぶって、「でも、100kmを超えるライドはご勘弁!」という注文を受けて酔っ払いながらルートを引いた結果、予想外なことに、ほぼ100kmグラスなみなみ一杯のジャストサイズなコースが完成しました。
これは走るしかないと日曜日にライドに出かけたわけです。
今回のコースは↓こちら↓になります。
詳しくは、こちらからどうぞ。
獲得標高も739mとある程度歯ごたえがあるものの、100kmライドにしては控えめとなっています。
また、雫石から花巻に抜ける県道234号線を通るルートとなっており、旧道風情が味わえる仕様になっています。
さあ、そんなこんなで日曜日。
「朝9時に出発しよう!」と約束をして、宴も早めに切り上げ午後9時に就寝した僕ですが、次に目を開けて携帯の時刻を見ると・・・9時24分。(; ̄Д ̄)!?
普段の疲れが出てしまったのか12時間以上爆睡をかました挙句、まだ眠い。
友達に「今起きた」とラインを入れると、「スタートする?」と返信が入りました。
お前は菩薩かよ。
脳内に「今日はもういいか」という言葉がよぎりましたが、「どんなに億劫な朝でもサドルにまたがれば楽しい」という経験則もあり、準備を始めます。
そんなひと悶着もありながら、友達からは、男2人が盛岡を出発したわけですが、ライドを初めて数分で不安を感じる光景が。
実は、2日前に避難勧告が出るほどの大雨が降って、近所の川が濁流と化していました。
今回のコースはヒルクライムも入っているし、やや心配になりますが、まあだめなら引き返せばよいのです。こんな日の景色を楽しめるのもオツなものだと気楽に行きます。
起き抜けでぼんやりした頭とエンジンがかかっていない身体のままペダルを回して、御所湖を超え、県道1号線を南下していきます。
だんだん、頭がはっきりしてきたところで、県道234号に入るはずだったのですが、想定していない風景が出てきて一気に目が覚めました。
曲がり角からしてすでにやや神秘性を帯びており、なんだか童話の世界に入っていくようなワクワク感を覚えます。
三十路男二人が、はしゃいで写真を撮りまくる姿をさらすほどにテンションが上がってしまいました。
とはいえ、こんなところでまごまごしているのもロングライダーの名折れ。
潔く出発しましょう。
整備状況は良く、なのに非日常感が強い、とても良い道です。
自動車とすれ違う気配が全くねぇ(; ̄Д ̄)
さらに道は山奥に進んでいきます。
ここまで上流にくると、大雨後でも川が澄んでいます。心がキレイになった気がしました。
しかし、同時に道を流れる水の洗礼も浴びます。ココロサラサラ、ジャージドロドロ。
そんなこんなで走っていると、気が付いたら、傾斜は5%を超え始めます。
5%だと思っていたら、山は本性を現し、斜度をどんどん盛っていきます。
あれよあれよという間に、サイコンは最大斜度13%を指す激坂に突入していました。
獲得標高が低いと高をくくっていましたが、歯ごたえのある上り坂です。
なんとか登り終えて、頂上で記念写真をパチリ。
お前さんは、峰越峠っていう名前だったのね。
撮影もそこそこにダウンヒルに突入。
道の脇には落ち葉がたまっているので、風景を楽しみながらゆっくりと降りていきます。
下り基調の道をユルユルと。
しばらく下っていくと、県道12号線にぶつかるので、左折。
2車線道路を走るのは久しぶりな気がしてきます。
こんな看板もありました。
道を走っていてなぜか童話っぽさと感じる思ったら、宮沢賢治の舞台である「なめとこ山」の隣山を登っていたようです。
あの道を走っているときに感じた不思議な感覚は、確かに宮沢賢治の小説を読んだときに感じるものに似ていました。
以前、自動車で通った際には、ただ狭い道だと思っていましたが、自転車で走ると全く感じ方が違うのが面白いです。
少し進んでいくと、豊沢湖が見えてきます。
先日の雨で水位が上がっており、ダムも豪快に放水をしていました。
さらに降りていき、鉛温泉までやって来ます。
ようやく人いるところまできてホッとします。
そして、ここにも宮沢賢治のトレードマークである山高帽とコートがありました。
さすが花巻、宮沢賢治の出身地なだけあって、こんなところまで、アイテムをちりばめています。
そんなこんなしていると、時刻はすでにお昼を過ぎており、食事できるところを探していたのですが、国道12号線沿いにちょうど良い食事処がありました。
お店の名前は「おがた」というそうです。
店内の雰囲気は、一言でいえば、おばあちゃんちにいるような居心地です。
実際、70代ほどと思われる上品な女性が一人で切り盛りしており、店内はゆったりとした優しい空気が流れています。
注文したのは、「肉そば(おがた牛)」
味としては、牛とタマネギの出汁が十分に活かされたツユと、しっかりコシのあるそばにの相性がよく最高に美味でした。
別のメニューも頼みたいので、僕はまた来ると思います。
後は県道13号を無心でこいで帰りました。
終わってみると、岩手のポテンシャルの高さを見せつけられる良コース。
まだまだ、岩手には素晴らしいコースがあるんだなぁと実感した次第です。
スポンサードリンク
コメント