前回の記事に引き続き、ホイールとコンポをアップグレードした話です。

 他のブログ等でも散々紹介されていることですが、実際に走ってみて、使い心地がどう変化したのか自分なりに説明します。
 もし、他のブログでこういった見たことがなくて、ホイールなりコンポのアップグレードを考えている方がいればご参考にどうぞ。


 まず、コンポですが、sora→105へのアップグレードで、シフトチェンジとブレーキで確実に変化を感じました。
IMG_8624

【ブレーキ】
 soraでは、ギュッと握らなければかかりにくく、あるポイントから急に制動力が強くなるピーキーなブレーキでした。
 これが105になると軽く指を添えるだけで制動力がかかり始め、握りを強めるにつれて徐々に制動力が増してくるので、ダウンヒルでも安心です。また、強く握らなくてもかなりの制動力があります。
 
【シフトチェンジ】
 soraの音が「カチッ・・・ガッシャン」なら、105の音は「カチ、コン」って感じです。反応が格段に良くなっていることと、シフトがより正確に切り替わり、無駄な動きがないのが音でも実感できます。
 なお、リアが9速→11速にレベルアップなっていますが、こちらは、自分が大雑把なシフトチェンジしかしないため、今のところ実感できていません。2~3段飛ばしでリア変速を使ってしまうのです。本当にもったいない。

 上記のブレーキとシフトチェンジは、乗り始めてすぐには大きな影響はありませんが、ロングライドで100km以上走る場合、確実に疲れにくくなるものと思います。
 地味ながら、確実に変わった感じがします。でも、言ってしまえばその程度しか変わっていないとも言えます。


 そして、ホイールですが、syncros(鉄下駄)→Dura-Ace 9100 C24へのアップグレードです。
IMG_8625

 実走した感想を一言でいうと、「歩く歩道」または「別の乗り物」って感じです。
 平坦をこれまでの25km/h巡行のつもりでこぐと35km/h出ます。
 乗り心地は、これまでのホイールより柔らかく、こぎだしてから30km/hに乗るまでが異様に早いです。
 初めて乗った時の僕の状態は、あまりの変化に脳の処理が追い付かず、混乱して、しかるのちに半狂乱になり、終始大爆笑しながら40km/hオーバーで巡行していました。
 多分、長く鉄下駄に乗り続けてきたローディーはみんな同じ反応をすると思います。

 ヒルクライムの場合は、これまで8~10km/hほどでなんとか乗り越えていた坂(しかもペダリングがグチャグチャになっていた)が、12km/h平均で足を力を込めたら確実にが上がるし、キツイながらもキレイに足が回せる感じになりました。
 正直、ホイール買ったことないけど新車買いたいとか言っている人は、ホイールをアップグレードするところから始めたほうがいいと思いますよ。

 ちなみに、弟はいきなりキシリウムプロエグザリットを買ったとのこと。
 おい!ワンステップで自分のホイールの上を行くんじゃないよ!
 確実に兄の一つ上を行っている感がやっぱり許せません。
 後で、スポークをポッキーと交換しておきます。
スポンサードリンク