もういっこください!~盛岡の自転車乗りブログ~

 盛岡在住の管理人が、日々、自転車に乗ったコース紹介など、岩手県の自転車情報を中心につないでいきます。

2017年07月

こんにちは

 前回、こちらの記事で、自分が過去に行ったキャノンボール挑戦にどのように挑んだのか書きましたが、今回は、その際に建てた作戦やキャノンボールのために集めた装備などをザックリとご紹介します。

【ルート】
 キャノンボールをするにあたって、先達様の研究を見て勉強したのですが、その研究の中で最も恩恵が大きいのがルート選びです。
 このルートは坂が急だよとか、バイパスはこうやって回避するんだよとか、この研究がなければ僕は名古屋にすら到達できませんでした。先達様ほんとに尊いです。
 他に大変詳しく説明しているブログもあるので、自分は簡単に説明いたします。

 まず、ルートを選ぶ際に一番大きな選択肢は、「東京スタート」か「大阪スタート」かだと思います。
 自分は最終的に出発前日に風向きを見てスタート地点を決めるという荒業を使ったのですが、もし、次にキャノンボールに挑戦するとなっても、同じ作戦で行くと思います。
 それだけ、風向きがキャノンボール成功率に与える影響が大きいのです。
 なお、自分は最終的に大阪スタートをしたことがないので、今回はの東京スタートのパターンを前提にお話しします。

 キャノンボールのルートはスタートとゴールが決まっているだけなので道の選び方は無数にありますが、最適なルートとなると数は限られますし、大きく分岐するのは主に2か所だけだと思います。
 自分の脚質や走る時間帯で選ぶルートが変わるので、よく考えて決めました。

 ① 箱根ルート or 御殿場ルート
  神奈川に入ってから静岡に抜けるまでのルート分岐です。
  箱根ルートも御殿場ルートも距離は大きく変わりませんが、箱根ルートは急勾配で登り距離が短く、御殿場ルートは勾配が緩いものの登り距離が長いという特徴があります。
  私は、最終的には箱根ルートの中でも比較的急勾配の旧箱根海道ルートを選択しました。
  自分は、どちらかというと登りが得意で、序盤の元気があるうちにタイムを稼ぎたかったからです。
 ② 伊賀ルート or 甲賀ルート
  三重県から大阪府に至るルート分岐です。
  もともとは、甲賀ルート(三重→京都→大阪)が基本で、北をぐるっと回るルートだったわけですが、先達様の研究の末に、伊賀ルート(三重→奈良→大阪)という一直線に山中を通るルートが開発されました。
  甲賀ルートは平坦が続く安全なルートで、伊賀ルートは距離が20kmほど短いものの登坂がある上に国道とは思えないほど道が荒れている区間があります。
  自分は、平坦がとにかく遅いので、リスクを負っても伊賀ルートを選ぶことでタイム短縮を狙いました。

 ちなみに実走したルートはおおむねこんな感じでした。



 


【スケジュール】
 スケジュールの立て方について、東京スタートではポイントがいくつかあります。
 ① 東京都内~横浜市内は車が多く速度が落ちるので、出来れば深夜に通り過ぎたい。
 ② 箱根超えは街灯が少ないので、明るい時間帯が良い。
 ③ 伊賀ルートを通るのも、街灯がないので明るい時間帯が良い。
 ④ 浜松を通過するのは、夕方を避けたほうが良い。(夕方に風が強くなる傾向があるため)

 自分は最終的に、①と④を重視しました。

 自分は最終的に深夜0時に東京をスタートすることにしました。
 本当は2:00位のスタートが理想的だったのですが、輪行で東京駅まで行くことを考えると、終電前に東京駅についておきたかったからです。
 このスケジュールのデメリットは、箱根旧道と伊賀超えの時に暗闇の中を走る必要があることです。
 基本的にどちらの道にも街灯がないので、危険度が高まります。
 メリットは、東京・神奈川を深夜に抜けるので渋滞に引っかからなくてよいことと、浜松を正午に抜けらるので、向かい風のリスクが減ることです。
 このあたりのメリット・デメリットの評価は、人によって評価が分かれるところだと思います。

 速度は、基本的に休憩込みで25km平均を目指していたのですが、休憩が多すぎて達成に到底届きませんでした。
 後半に眠すぎて1時間に1回休憩を入れていたのと、コンビニで寝落ちがあったのです。
 体力不足か、準備不足か。眠気対策が本当に重要です。

【装備】
 キャノンボールを完走・達成するために、集められた装備たちをご紹介します。
 キャノンボールのために買ったものだけを抜粋しています。この他に通常の走行に必要なものがありますが省いていますので悪しからず。
 なお、出来るだけ物を持たないほうが、有利であることは紛れもない事実です。持っていくものはできるだけ厳選しましょう。

 ① ライト:CATEYE VOLT400
 キャノンボールに必要なものはいろいろありますが、優先順位が一番高いのは夜に走るための装備です。特にライトのバッテリーが切れないことが大事。
 このライトの良いところは、バッテリーがカートリッジ式なので、替えバッテリーを持っておけば長距離の夜間走行にも耐えられるところです。
 現在、2本のバッテリーを常時携帯していますが、本当はもう1本バッテリーが欲しいところです。
 ② リアライト:CATEYE RAPID5
 近くでこの赤いライトを浴びると視力落ちるんじゃないかと思う位に光ります。
 点灯モードを選ぶことができ、このライトのうるさい位の点滅があると、後ろから車が来ても安心できます。
 ③輪行バッグ:mont-bell コンパクトリンコウバッグ
 いつでもリタイアできるように輪行バッグをの携行は欠かせません。
 この商品は、ボトルケージにちょうどはまる程にコンパクトなので、ダウンチューブに3つ目のボトルケージを設置してそこに収めています。
 これがあるのとないのとで、ライドの安全性がかなり変わると思っています。
 ④サイコン:GARMIN 820j
 これがあると安心感が段違い。ナビ付サイコンは本当に助かります。
 知らない道に神経を尖らせなくても目的地に行けるので、普段のライドから手放せなくなってます。
 ちなみに、常時画面表示するとバッテリーの減りが速いので、CATEYEのV3も同時に搭載して普段の速度・心拍はそっちを見ています。
 ⑤インナー:MILLETT ドライナミックメッシュ
 昼夜や標高差でライド中の気温の変化が大きく汗も大量にかくので、優秀なインナーを装備したところ、この商品は汗を皮膚に当てずに飛ばすので、すごく快適。
 ファイントラックもすごくいいけど、アウターを着て走っている時には、汗を飛ばしきれずに、寒くなることもしばしばあるので、僕はMILLETTの方が好きですね。

 まあ、こんなところです。
 反射ベストがこの中にないのですが、あったらとても良いと思います。
 R250の反射ベストの使い勝手が素晴らしいです。

【挑戦前の準備】
 挑戦前にちょっとした準備をするだけで、出発前や到着後の安心度合いや快適さが変わってくるものです。自分がキャノンボール走行時に行う準備をご説明します。
 ① スケジュールを立てる
  何時に家を出て、スタート地点までどうやって向かい、どこを何時に通過して、何時頃にゴールするつもりなのかを考えます。
 ① 宿をとる
  基本的には自転車を畳んで入れる位の広さがある部屋をとるか、フロントで預かってくれるところを選びます。
  ホテルによってはチェックイン可能時間に制限があるので、到着予定時間とにらめっこしてみましょう。
 ② 宿に荷物を送る(着替え・充電器など)
  これがとても大事です。
  ライドが終わってフラフラな時に、下水道のようなにおいのするウェアを着たまま眠ることがないように、宿に着替えを送りましょう。
  24時間以上たって充電が不安なスマホも充電できるよう充電器も持って行ったほうがいいですね。
  電話して聞いてみると、断る宿はほとんどありません。
 ③ 走る予定のルートをルートラボで一通り見る
  走行前日は、ルートをじっくりと見直します。僕はナビ付サイコンを使っていても必ずやります。
  曲がるところや登るところをしっかりと脳に焼き付けておくと、非常時に役に立つものです。
 ④ 出発前に食べる食事を買っておく
  僕は、走行前に、たらふく食べる派です。
  コンビニのパスタ・おにぎり・ゼリーなどでだいたい2,000kcalほど摂取します。
  なにせこれから10,000kcalほどのカロリーを使うわけなのですから、できるだけエネルギーを蓄えておきましょう。


 粗い説明で申し訳ありませんが、おおむねこういったことを考えてキャノンボールに挑みました。
 誰かのお役に立てれば光栄です。

こんにちは

 みなさまは「キャノンボール」というチャレンジをご存知でしょうか?
 ロングライダーなら割と知っているこのチャレンジ、もちろん一般の方は誰も知らないでしょう。

 【キャノンボールとは何か?】
 「国道1号線の起点である東京日本橋から、国道1号線の終点である大阪梅田まで、自転車で24時間以内に走ってやろうじゃないか」というチャレンジのことです。

 走行距離は、選ぶコースにもよりますが、おおむね560km前後と超長距離となり、道中にはヒルクライムの難所である箱根峠を擁する変態的なチャレンジです。
 正式な大会とかそういうものではないので、いつスタートしてもよいのですが、いくつかルールがあります。
 ① スタート地点は東京でも大阪でもよく、国道起点から終点まで走れば、コースは問わない。
 ② 24時間以内に到着する。
 ③ 単独で走る。
 ④ 交通ルールは絶対順守。

 で、実は、私は、過去にキャノンボールに挑戦したことがあるのです。
 (ちなみに、私は、完走はしてますが24時間以内には走り切れず、未達成です)
 せっかくなので、このブログにもその時の思い出やらをいろいろと書きたいと思います。

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 ↑東京日本橋にある国道1号線始点道標。

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 ↑大阪梅田にある国道1号線終点道標

【キャノンボールに至るまで】
 まず、「どこでキャノンボールを知って、なんでキャノンボールをしたくなったのか?」ということです。
 至極簡単な説明になってしまいますが、東京在住時にご近所チャリダーだった僕をロード沼に嵌め切った先輩がいまして、その方もキャノンボールに過去に挑戦していたのです。
 そこから「じゃあ、僕も」→「どうぞどうぞ」というわけで、2年間にわたる挑戦が始まったわけであります。

 挑戦開始当時、ロードにはまり切る前の僕は、東京→箱根間の100kmすら完走できず、次の日は激しい筋肉痛になってしまい「これは無理だな!」と思っていました。

 そこで目を付けたのが、「初級キャノンボール」という一歩手前の挑戦。
 これは、東京⇔大阪間が長すぎるので、挑戦初心者は東京→名古屋間(約370km)を走り切ろうぜ!24時間以内に!というものです。

 まずはここからやろうと思ったものの、それでも距離が半端ではないので、1年間は下積みをしていました。
 週末にロングライドをこなして少しづつ脳みそと身体を長距離ライドに慣らしていきます。
 (ただ、遊んでいただけとも言います)
 1年経つと、東京・箱根間の往復200km位ならギリギリこなせるようになっていました。


【初級キャノンボール 初回】
 箱根の登りを超えれば、あとは大きな登りがないから、これは名古屋いけるかもしれないと思い、2016年4月29日に挑戦しました。
 夜中2:30に出発。
 (なお、名古屋ライドは、大森の家から出発しています。)
 箱根を登りきった段階で結構体力に余裕があり、静岡のバイパス地獄(※1)に惑わされながらも浜松市付近までやってきたのですが、ご当地名物「遠州のからっ風」と呼ばれる鬼のような向かい風に出会い、平地で5km/hしか出ない上に膝を痛めてしまい、心が複雑骨折してしまったので、100kmを残して舞阪駅にてリタイアしました。
 名古屋駅付近に宿をとっていたので、輪行して宿泊し、次の日は観光して帰りました。
 日曜の名古屋城は面白かったなぁ。おもてなし武将隊がかっこよかったです。

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 ~リザルト~
 挑戦失敗(完走できず)
 距離:263km 経過時間:15h30m位

 ※1 静岡に入った後の国道1号線はバイパスが多く、その多くが自転車走行禁止区間となっているために、ルートが非常に複雑になり、ルート確認が甘い(僕のような)ローディーはあらぬ方向に進んでしまいタイムロスをすることもしばしばあることからこのように呼ばれています。


【初級キャノンボール 2回目】
 2回目に名古屋に挑戦したのは、約1か月後、2016年5月21日。奥多摩で鍛えての再挑戦でした。
 ちなみに、この日は19:00までの飲み会をノンアルコールでやり過ごし、20:30に寝て、22:30に起きてから0:30に出発しています。バカかよ。
 なお、0:30に家を出発して2分後にチューブがパンクし、CO2ボンベで替えのチューブに空気を入れるも、そちらも派手に破裂。深夜の住宅街に発砲音にもよく似た不穏な音が響き渡りました。
 (これにより僕はCO2ボンベを憎むようになりました。)
 リタイアしようと思って家に帰りましたが、考え直して初回にパンクしたチューブにパッチを当てて何とか出発。リスタートは1:30です。
 (このライドでも大森の家から出発していますので、正確には初級キャノボでもありません)
 そこからは、横浜・磯子間で雨に当たるも、他は特に問題なく順調に進み、15:00頃に宿敵浜松市と相まみえたわけですが、この日は幸運なことに追い風(※2)で前回の5km/hはなんだったのかと思うような速度での巡行が続きます。
 最後の方は、なんだかテンションがあがって、20km続けてダンシングしていたり、おかしなテンションになっていましたが、23:14に無事に名古屋駅に到着。初級キャノンボール達成しました。
 補給食として、コンビニで売っている羊羹を食べていたのですが、ライド中に累計11本もの羊羹を食べたために、口の中が甘ったるく、もうしばらくは見たくもないと思ったのが良い思い出です。
 また、長距離ライドをしていたせいか、楽に力が入れられる効率的なペダリングが身についたのもこのライドだったと思います。
 得るものが多かったです。
 ただし、ムチャなスケジュールで走ったせいで、その後1か月間は風邪が治りませんでした。

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 ~リザルト~
 達成(24時間以内の完走)
 距離:366km 経過時間:21h36m

 ※2 静岡県西部(特に浜松付近)は、1年のほとんどの期間、西から東に風が吹いており、これが逆になるのは、割と珍しい。先輩方の研究を見て、大阪出発の方が達成確率が高いとされるのは主にこの風が原因。

【キャノンボール(東京→大阪) 初回】
 初級キャノンボールを達成して以降、しばらくは連休が取れず、ロングライドには出かけるものの、キャノンボール挑戦は遠のいていました。次の年のゴールデンウィークに挑戦しようと考えていたのです。
 しかし、年を越して3月に入り、どうやら、次年度は職場が岩手になりそうだという話が入ったので、これは、ゴールデンウィークを待たずに挑戦しなきゃ一生達成できないと思い、まだ、箱根山頂には雪が残る2017年3月2日に東京→大阪に挑戦したわけです。
 そして、結局、初級キャノンボールの時と同じく、浜松の鬼向かい風に迎撃され、豊橋駅であえなくリタイアしました。
 で、大阪まで輪行して、次の日は観光するという比較的平和なライドで終わりました。

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 ~リザルト~
 失敗(完走できず)
 距離:304km 経過時間:16h46m


【キャノンボール(東京→大阪) 2回目】
 職場での引継ぎ資料やら、一人でやる引っ越し準備やらでバタバタしながらも、僕は、まだしぶとくキャノンボール達成をできないか考えており、気合で3月最後の金曜日に休みを取ることに成功しました。3連休を最大限に活用して、スケジュールを組みます。
 出発は2017年3月25日。
 今回は、絶対に完走まで持ち込みたいと思っていたので、出発前日まで東京発か大阪発か決めないという作戦にしました。
 出発前日に風予報を見ると、浜松付近は珍しく東から西に吹く予報になっていたため、東京発に決定。
 さすがに前日では宿が全く取れなかったので、着替えなどの送り先は郵便局留めにして、サウナで一晩を明かすことにしました。
 3週間前の失敗は、今日成功するための布石だったのだ!と強がって出発します。
 東京日本橋の出発時間は、0:00とキリが良いところで出発。
 2時間に一度補給を入れながら、走っていきます。
 箱根はマイナス5度という極寒だったけど、何とかクリア。
 静岡のバイパス地獄もGARMIN820jのナビで楽々とクリア。
 浜松では予報のとおりに追い風でスイスイ。
 これまでの挑戦で積み重ねてきたものを十分に活かして進んでいきます。
 しかし、名古屋を超えて、鈴鹿峠まで来たところで睡魔が猛威を振るい激しく落車。
 ケガはなかったものの、睡魔は収まらず、コンビニで仮眠を10分とって出発。
 それ以降も、真夜中の歩道に自分を応援する人垣が見えるなど、謎の幻覚を見ながら走ります。
 名古屋から先はこれまで走ったことがなかったのですが、タイムを短縮したいがために、真夜中の伊賀ルートを選択しました。
 街灯が一切ない道を犬や鹿の集会を横目に走ります。熊が出なくて本当によかった。
 そして噂通り、道はガッタガタでした。
 伊賀を登り切った後の記憶は本当に曖昧です。残り30kmからが意外と長く感じたような気がします。
 大阪の道路元標が見つからず焦って探しまして、写真を撮った時刻が3:20でした。
 結果的に、僕は、東京→大阪のキャノンボールを完走できましたが、達成とはなりませんでした。
 そこから郵便局で荷物を受け取り、サウナの仮眠室で始発まで眠り、お土産に赤福を買って食べながら、フラフラと東京に帰っていったわけです。

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 ~リザルト~
 未達成(ただし完走)
 距離:520km 時間:27h21m


【挑戦してみて思ったこと】
 まず、最初に言いたいことは、キャノンボール挑戦がとても楽しいということです。
 向かい風に悪態をつくことや、ライド終盤に幻覚を見ることはしばしばありましたが、基本的に東京→大阪のルートは景色の変化に富み、街から街へ走っていく冒険感が堪りません。
 そうでなければ、完走はできなかったと思います。
 もっと速くいろんな景色が見たいと思うことは、ロングライドの基本ですので、キャノンボーラーはある意味、自転車乗りのロマンを体現しているとも言えます。

 また、僕のような素人ライダーでも、ちゃんと計画して、しっかりと準備をすれば、思った以上の成果を残せるということがわかったのも収穫でした。(残念ながら、キャノンボール達成にはいたりませんでしたが)
 僕は、運動神経が人並み外れてよいわけでもないし、自転車競技の部活をしていたこともありません。
 でも、東京→大阪の完走は行うことができました。それって家にこもっていたら絶対に見えない世界だったと思います。
 ロード買ってよかった。
 現在、職場が岩手に移り、気軽にキャノンボール挑戦ができなくなりましたが、機会を見つけて、また挑戦したいと考えています。
 ただ、その前に、岩手でもいろいろと達成したいことがあるので、そっちが優先です。


 今回はライドの思い出を書きましたが、ライドの装備やら、準備やら、補給やらの話については、こちらの記事で書いています。

こんにちは

 最近、岩手が暑いですね。とにかく暑い。東京より暑い。暑い以外考えられない位暑い。
 ですが、ローディーというイキモノは、そんなときでも割と嬉々としてサドルにまたがってしまうから不思議なものです。
 自転車に乗らない人にしゃべると変態扱いされます。やや心外です。

 それはさておき、こんな快晴が続いていることだし、夏らしいこともしたいと思い、今回は海岸沿いを走ることにしました。
 前々から行きたかったひたすら三陸海岸を走るルートです。

 今回のルートはこんな感じです。

 詳しくはこちらをどうぞ

 「潮風を受けながら海沿いをまったり走るのも気持ちよさそうだなぁ、とりあえず今回は岩手の沿岸を半分走ろう」と思って軽い気持ちでルート引いてみたら、獲得標高がバグっているかのような数字になっています
 「ん?距離180kmは理解できるとして、獲得標高2,600m超えってどういうことだよ?
 八幡平の獲得標高を超えて乗鞍岳クラスになってるんだけど(笑)標高は最高でも200m位だよ?
 はっは~ん、トンネルとか通っているのを間違って標高カウントしているのかな?ルートラボでもこういうことあるんだなぁ。震災の関係で新しい道とかトンネル通っているもんな~」
 不用意な僕は、最初はそんなことを思っていたわけですが、ルートラボの距離×標高を見ると、歯ブラシかサメの歯みたいな模様が見えます。
 これはつまり、ひたすら登って降りてを繰り返すシャトルラン形式のコースということになります。
 関東でいうと尾根幹が180km続くみたいな感じでしょうか?

 「まあ、行けるべ!」と走ることだけ決め、ワクワクを優先し、退路を断つことから始めるロングライダーとしての習性を遺憾なく発揮します。

 「ライド開始まで3日間。
 出発地点の八戸までは、盛岡から新幹線が走っているので、始発に乗っていくか。
 始発で7:26着って結構遅いな。でも30分位で着くんだね。はえぇ。
 あと、宮古についたらさすがに一泊したいので、宿を確保。
 さすがに海の日三連休だけあって駅近くの宿は空いてないな。ちょっと街中から離れた宿をとるか。
 あと、宿に着替え送っておかないと。」
 なんてことをしながら、なんとか準備完了。
 直前で輪行&宿泊ライドを決めると、宿が取れなかったり、宿に荷物送るのが間に合わなかったりするので、1週間以上前から準備しようと改めて心に誓ったのでした。

 あ、1泊して、輪行で帰ってくる場合、あらかじめ宿に着替えとかカメラとか送っておくのおすすめですよ。
 一応、宿泊先に毎回「荷物送っていいですか?」って聞きますが、これまで断られたことはありません。
 もし、宿泊しないで輪行帰宅する場合も、到着地点近くの郵便局留めで荷物送って受け取ることだってできてしまいます。
 帰りの輪行で汗まみれのタイツマンスタイルで帰るのは、健康的にもマナー的にもよろしくありませんから。

 そんなこんなで、当日を迎えました。
 盛岡駅でロードを輪行スタイルにします。久々なので10分位かかりました。
 それでも10分でできちゃう上に、ボトルケージに余裕で入る小ささのmont-bellの輪行バッグ優秀だよね。
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 速い時間の北上する新幹線ホームで1号車に並んでいるのは僕だけでした。

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 新幹線に乗ったら、車両後方のシート後ろスペースに突っ込みます。
 混んでるとこのスペースが埋まっていたりするので大変なんです。

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 あっという間に八戸に到着。新幹線速いな!

 そして、駅舎から出て感じたのは、異常な熱気。
 暑すぎる。朝の7:30頃だっていうのに、GARMINサイコンの温度計が32℃って言ってる。
 太陽のヤツ殺す気マンマンかよ。


 まずは、自転車を組み立てて、コンビニで補給を購入。
 今回のライドは補給ポイントが少ないことが予想されるので、ダブルボトルに十分な水を入れ、羊羹を5本ほど買ってから出発。
 八戸市街を走り始めます。
 七夕の笹が街中にあって、屋台なんかも出てます。
 なんか三連休のイベントかな。
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 八戸市街をやや外れると、漁港や魚市場らしい雰囲気が出てきて、これもオツなものです。
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 八戸市街を外れてしばらくすると、潮のかおりが強くなり、それそろ見えるであろう海に期待が高まります。
 で、見えました海!
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 そして、ミャーミャーとウミネコの鳴き声が多くなってきます。
 ここ八戸の蕪島(かぶしま)は、ウミネコの繁殖地となっており、遠くから見ているだけでも、すごい数のウミネコが飛び交っています。
 神社もありましたが、遠くからの写真だけでスルーしてしまいました。あそこでウミネコと戯れながらお参りすればよかったと今になっては思います。

 そこから先も海沿いの気持ちの良い景色が続きます。
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 そして、徐々に現れ始めた上り坂。
 そんなに長くはありません。長さ500m程度で10%ほどの登りがちょくちょくと顔を出します。
 まだまだ、走り出して20kmほどなので、体力にも余裕があり、サクサクと登っていきます。
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 火サスの終盤に出てきそうな風景があったと喜び勇んで写真をパチリ。
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 そして、いくつかの坂を超えると景勝地である種差海岸が顔を出します。
 海と海岸のスケールが大きく、見惚れてしまいました。
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 「これを見ただけでも来た甲斐があったなぁ。さて帰るか!」と一瞬血迷った考えが頭をよぎりましたが、まだ全体の10%ほどしか走ってません。輪行で宮古まで行くという手段もないので、走るしかないのです。
 まぁ、走り始めで風景も良いので、体力・気力とも十分なんですがね。
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 その後も、気持ちよい気分でアップダウンをこなし、進んでいきます。
 ただ、短いとはいえ、5~10%の坂が急に現れて、ヒット&アウェイで去っていくので、確実に脚力は奪われていき、後半ヤバいかもという考えが頭をよぎります。

 そんなことをしばらくやっていると、国道45号に合流しました。
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 さすがにこの道は結構平坦で、助かります。IMG_9131

 そこからしばらくは、国道45号を走り、岩手県に到達。
 ちなみに、道路上の温度計は34℃を表示しています。
 おかしくない?

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 地味にキツイ登りをいくつか経て、久慈市に入ったら、侍浜方面へ
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 海岸線風景から山風景とコロコロ景色が変わるのが面白いです。
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 久慈市内に入ったらNHKドラマ「あまちゃん」でおなじみ小袖海岸方向に折れます。
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 ここからしばらくの海岸線の景色は、もう素晴らしいったらありませんでした。
 奇しくも震災で傷ついた道がキレイに修復されており、とても走りやすかったです。
 いろんな人に来てほしいな。
 道が細くて自動車を止めることができないので、チャリで来るのがおすすめですね。
 あちこちで足を止めて写真を撮りまくります。
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 少年たちが海水浴してるのをうらやましそうに見ては撮影します。

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 うん、いいね!

 小袖海岸を抜けると何やらヤバそうな上り坂が山の方向に向かっています。
 キツいなぁと思いながら登っていると、斜度12%の表示が出現したので、無理せず、インナーローでゆっくりとペダルを回し始めます。
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 山を越えて、再び下り道を経て海岸線に。
 さっきの山超えで体力が減っているのを感じます。クランクが段々と重くなってきました。
 食事でもして持ち直したいところですが、休憩できるようなスポットは全く見当たりません。
 あきらめて水を飲みながら走行を続けます。
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 そして、海岸線のトンネル(これトンネルだよね?)は、内部で斜度が上がっていき、最終的に斜度10%を超えます。とてもキツイ。
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 トンネルが終わっても斜度はきつく、ペダルの重さが本格化してきました。
 それでも斜度は緩まず、ここから10%の看板が3連荘で出現します。いつになったら終わるんだ。
 いや、ここまでの道のほとんどが登ってるか下ってるかどっちかだよ。ほんと頼むよ。
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 ようやっと登り終えると、イカした看板「鹿が出るよ!」
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 「はあ・・・また下りだよ。その次は絶対登りだよね・・・」という予想通り、その後も何度も登っては下ってを繰り返し、「黒崎展望台」に到着。
 休憩&撮影。
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近くの北山崎でソフトクリームを食して、撮影。
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 また、いくつかの登り下りを超えて、田野畑駅に。
 震災時に被害を受けたらしいけど、キレイに復元されたね。
 うれしいことです。
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 その後も幾多の登り下りを超え、既に脚はスッカラカンの売り切れ状態に突入。
 体力的に厳しいですが、エスケープする手段はないので漕ぎ続けます。

 登りが連続してあるので、なかなか距離が稼げません。
 この時点で、あちこちの自販機で水を買い足しては飲んで、すでに水分を3リットル以上取っているのに喉が渇いています。気温もなかなか下がりません。

 宮古市遠いぜ。
 段々と日が傾いてきました。

 と思ったら、宮古市に入ったことを告げる看板を発見!
 なんとか宮古市に入った!
 ちなみにこの看板から宿まで30km位距離あるけどね!
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 そこからは、ゆっくりながらも着実にペダルを回し、市街地に入る。
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 なんとか日が沈む前に宿に到着。
 あ~、走り切った!きつかった!八幡平よりきつかった!けど、楽しかった!僕は今、達成感に包まれている!

 と感慨に浸ったあとは、自転車を輪行モードに移行して、宿にチェックイン。
 携帯できる輪行バッグってこういうときに助かるよね。

 この日の宿はホテルルートイン宮古さんです。
 街から離れているけど、大浴場なんかもあって使いやすい宿でした。
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 チェックイン後は、食事・入浴・ストレッチでリカバリーに努めて、ベッドに入ったら即就寝でした。
 次の日は、岩手県北バスで盛岡駅まで輪行。
 バスにもちゃんと積んでくれました。ありがとうございます。
 なんとか盛岡に帰ってきました!

 というわけで、今回のライドも無事に終了したわけですが、このコースの感想をまとめると、以下のような感じです。
 【良いところ】
 ・ 海と山の良い景色を交互に楽しめてとてもお得。
 ・ 震災復興で状態が良い道が多く、走りやすい。
 ・ 海沿いは海鮮料理のお店があるので、新鮮な海産物を楽しめるかも。
  (残念ながら、僕は寄りませんでしたが)
 ・ 道沿いに自販機は割といっぱいあるので、水分の補給は十分できる。
 ・ スタート・ゴール地点からの輪行手段が確立している。
 【気をつけたほうがいいところ】
 ・ 獲得標高2600m超えは伊達じゃない!小さい坂の積み重ねがかなり効くのでお覚悟を。
 ・ 道沿いにコンビニはほとんどないので補給食は駅近くで多めに買ったほうが良いです。

 興味を持ったらぜひ走ってみてほしいですね。
 なお、今回のライドは岩手県の北半分しか走っていません。
 南半分は今年中にできればいいなぁと思っています。

 それでは。

 【今回のリザルト】
 距離:181.6km
 時間:9h13m
 獲得標高:2,643m
 飲んだ水:約4.5リットル

こんにちは

 最近、ライド仲間が増え始め、盛岡から行けるコースの幅も段々と厚みが増してきて、行きたいところだらけになっています。
 なのに、平日は中々ライドに出かけられない
 その結果、先週の八幡平ライドで若干落ち着いていたロングライド欲が再び爆発・燃焼をはじめ、コースづくりが暴走気味です。主に距離・獲得標高的な意味で。

 今週は、友達が100km超えのライドをしたいとおっしゃるので、軽ーい気持ちで玉山付近の周回コースを引いて、「これでいいべー!」と軽いノリで走ってみました。
 ※写真で友人が写っているところは加工しています。悪しからず。

 というわけで、今回のコースはこちらです。


 詳しく見たい方はこちらからどうぞ。

 今回は、距離120km・獲得標高1,300mと歯ごたえのあるコースとなっています。
 しかし、先週に八幡平を自走で走っているし、まぁ割と余裕を持って完走できるだろう、と。
 そのときは高をくくっていたのです。
 それがまさか、ヒザガックガクで、DNF(ゴールできないこと)に怯えながら走ることになろうとは。

 当日、友人と10:00に集合・出発の予定だったのですが、その場に現れた僕は、既にボロ雑巾の如くヘロヘロになっていました。

 何があったのか。
 一言で説明するならば、僕はダブルヘッダーをかましたのです。
 7:00~9:00で別の友達とライドをして、距離50km・獲得標高600mの全身全霊ライドを経て、集合場所に登場したわけです。そんなに長い距離ではありませんが、峠の一つ一つを競うような「早く走るライド」にはなれておらず、相当の消耗をしてしまいました。
 脚が売り切れた状態からスタートするロングライドは、さすがに初めての経験。
 正直言って、脳みそが「これ以上走るの?やめておこうよ」とやんわり主張して、家から出る決意が鈍ります。
 しかし、「ここから100km以上走ったらどうなるんだろう?走り切っちゃったらどうなるんだろう?」というロングライダー特有の謎の好奇心が背中を押しました。

 10:00頃に太田橋の北側で友達と合流し、盛岡から北上します。
 盛岡市街地を小本街道を通って、三ツ割方向に向かいます。
 この辺りで5%で1km程度の登りがあるのですが、既にギアはインナーローで、更には脚がプルプルしています。
 脳みそからの休めという主張も徐々に強くなっており、「うん、リタイアするぞ…リタイアするぞ…」とこの辺りからブツブツとつぶやき始めましたが、頭が回らない中でなまじ脚が回るので、逆にリタイアに至りません。
 その後も三ツ割の坂をヒイヒイ言いながら登っていき、国道455号を上米内方面に進んでいきます。
 上米内に向かう↓の場所でT字路を県道16号に向けて左折します。


 そこからは、しばらく平坦だ・・・と思いきや、突如7%の登りが現れるなど。
 アトラクションに事欠きません。


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 その後も何度か悲鳴を上げながら、渋民イオンに到着。
 若干休憩をしていきます。「帰りたい…帰ってシャワーを浴びて寝っ転がりたい…」とつぶやきながらコーラをがぶ飲みしてブドウ糖とカフェインの摂取に努めます。
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 それからしばらくは国道4号を北上し、↓の看板のT字路を右折して、県道158号を岩手川口駅方向に向かいます。


 ちなみに、今回自分が引いたコースでは、ここの手前のローソンを過ぎるとあと80kmほどコンビニがありません。同じコースを走る場合、一応、自販機などはありますが、補給食の確保はこの辺りまでにやっておきましょう。要注意です。

 県道158号を走っていくと、岩手川口駅を過ぎたところで↓の看板が現れますので、右折して薮川方面に向かいます。


 この看板が「異世界に行きますか?」と見えるのはなぜでしょう。
 躊躇いながらも進みます。

 しばらくは1~2%の上り坂が続き、ほぼ平地なのに脚がついていかないので、インナーに落としてゆっくりと進みます。
 田園風景が美しかったのですが、残念ながら写真を撮っていませんでした。

 まったりしたペースで走っているので、「今日はゆるポタだったかな?そうだったよな」と現実逃避してしまいそうでしたが、その平和は長くは続きません。しばらくすると、10%近くの上り坂が現れます。

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 既に売り切れている脚では、インナーローでユルユルと登るしか手段はありません。
 普段は「坂を攻略」だの何だのとほざいていますが、ここに至っては、坂に対して下からの姿勢で対応することが肝要であり、「私めのごとき貧脚がこのような坂を登ってしまい申し訳ありません!」と坂に土下座するように登ることが必要になります。
 この状態を「土下座クライム」と呼ぶことにしました。

 その土下座クライムで坂を登り続け、なんとか急坂を乗り越えます。
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 乗り越えた先は、おそらく林業のために道幅が広くなっており、見晴らしが良いのに山と谷と森しか視界に入らないため、妙に現実感が薄く、異世界に迷い込んだような不思議な光景でした。
 しかも、ここまで来てまだ出発から40km程度しか走っていません。
 割と近いのにこの異世界感はお得ですね。

 そこから先は、狭い道を、登りと下りを繰り返しながらも徐々に登っていくという、位置エネルギーの無駄遣いをかましながら道は続いていきます。
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 下り以上に登りがあることが分かっているので、逆に下りが怖くなるという調教を施されてしまいました。
 3%の上り坂をダンシングで乗り切ろうとしつつも乗り越えきれずに腰を落とすというところから消耗っぷりを推し量っていただきたい。
 ただ、ここにきて「リタイアしたい」というつぶやきがなくなります。
 なぜかってここまで来るとどこにもエスケープできず、来た道を引き返すにしても完走するのと同じ位の距離があるからです。
 引き返せない状況まで来てしまいました。
 ちなみに、スマホは圏外となり、タクシーすら呼べません。
 すれ違った車は1台のみ。
 あと何キロで人里に出るのかも確かではない中でクランクを回し続けます。
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 そして、景色はやたらと良い。
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 道があるから人の領域だと思えますが、あと何キロで次のチェックポイントである岩洞湖まで着くのかわからないために、「ここどこ!?」となり、どこまで行っても道しか無いという景色の連続が現実感を曖昧にしていきます。また、すれ違う車とも遭遇しないので「これ神隠しに遭ってる?帰ったら数か月経ってたりする?」と不安を感じながら進みます。

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そんな風景が40km以上続き、ボトルも空になって、心身ともに怪しくなってきたところで、ダムを発見。
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 久々に道と森以外のものを見たので、やや感動してしまいます。
 そこからほどなくして、自動車で通ったことのある国道455号に出た時の安心感たるや、筆舌に尽くしがたいものがありました。
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 そこから、若干のアップダウンを心理的な低姿勢を忘れずに乗り越え、なんとか「岩洞湖レストハウス」に到着します。
 ロードを芝生に投げ出して「正直、もうここに住んでもいい」とつぶやく位には疲れていました。
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 ちなみに、この岩洞湖は、冬場の寒さでは本州でもトップクラスを誇り、マイナス25度以下になることも珍しくありません。毎冬、湖面に張った氷を利用したワカサギ釣りを目的に県外からも多くの人が 訪れる場所なのです。
 また、付近では「薮川そば」が有名で、レストハウス内でもそばを提供していたため、店内に入って、行者ニンニクそばを注文しました。
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 行者ニンニクの風味とすっきりした出汁が、そばの良さを最大限に引き立てており、箸が止まらないおいしさでした。
 これは、また食べに行きたいです。

 食事・休憩後、にライド再開。
 走り出すまでは、休憩後の脚がちゃんと動くか心配でしたが、なぜか脚がよく回る。
 ここから先は1~3%程度の下りが多かったのですが、35km/hと高ペースの巡行を続けることができました。
 行者ニンニクの力でしょうか。

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 更に進むと、天峰山からの下りが始まり、ダウンヒルを楽しみます。
 そこからは、上米内から山岸を通って帰るだけです。

 なんとか無事に今日のライドを終えることができました。
 帰ってきたらヒザガッタガタで、食事・入浴をしてすぐに寝ましたが、リカバリーしきれず、次の日も歩くのがきつかったです。

 コース全体を思い返してみると、正直、何度もあきらめようかと思いましたが、景色が非常に良いので、中々やめられない内に完走してしまったような感じです。
 しっかり補給ができて、体調が良いのであれば、盛岡からそんなに離れずに異世界感を体験できるおすすめなコースでした。

 

 【今回のリザルト】
 距離:119.5km
 獲得標高:1,253m
 走行時間:5h 33m

 【1日のリザルト】
 距離:169.6km
 獲得標高:1,795m
 走行時間:8h 32m

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