今回はお花見ライドのご紹介です。
盛岡に引っ越して来て、部屋の片づけやら生活環境向上やら何やらのバタバタが徐々に落ち着いてきたころ、夜はまだ冷え込むものの、昼は春らしいポカポカとした陽気が僕の何かをコチョコチョとくすぐります。
仕事で車に乗ってみると、平日にもかかわらず、雪の下から這い出るフキノトウ群生もかくやとばかりにローディーがクランクを回している姿がありまして、それを見た僕のロングライド欲なるものはハチきれんばかりに膨らむわけでして
100km以上のライドに出かけてぇなぁ!と思うのはローディーにとって必定なわけですよ。
特に、冬は雪に閉ざされてしまい、愛車がただのオブジェか室内用フィットネスマシンになってしまう盛岡市民ローディーは、長い冬が終わると活動できる期間を一日でも無駄にしまいとする精神があるのだと思います。
というわけで、放っておいたらいつの間にか手の平からこぼれ落ちる岩手の春風情を少しでも取りこぼさずに満喫するべく、岩手県内の桜で最も地名度が高いであろう北上展勝地の桜を見にました。
コースはこちら↓をご覧ください。
大きな画面で詳しく見たい方はこちらからもどうぞ
コース全体としては、
①起伏が少なく登りに自身がない人でも問題なく走れること、
②主要幹線道路を避けているので車通りが比較的少ないこと、
③ほとんど遮蔽物がないので、風の影響が大きいこと、
④東北本線からそんなに遠くないので、最悪でも輪行でエスケープできること、
が特徴だと思います。
世の中の人は④を割と軽視しがちだけど、トラブルがあったときに帰れる手段があることは意外と大事なのです。プランBというヤツですね。
「いやいや、タクシーで帰ればいいのに!」というブルジョア階級の方もいますが、小市民の僕にはマネができません。
さて、実際の道中ですが、
国道356号から国道456号に繋ぎ、線路沿いをしばらく走ります。
ちなみに、この時の僕は自転車日和でテンションが上がった脳内麻薬ドーピングにより、「うっひゃあぁぁぁぁ!!田園風景と信号のないストレートさいこぉぉ!!」と叫びながら、巡行速度は35km/hと単独なのに上げすぎてます。(普段は25km/hほど)
阿呆の所業ですね
この時の僕は、そのツケを後半に支払うことは考えていないのです。
新花巻駅を過ぎて宮沢賢治童話村付近でやや登りがありますが、全体通して5%付近の登りはここだけです。
童話村を下りきったT字路を右折し、国道283号を国道4号に当たるまで走り、国道4号を南下。
すぐに県道28号に入る小さな交差点があるので、左折します。
↓近所でも桜はすでに咲いています。見事なものです。
そこから先は直進なのですが、北上市に入ってすぐに絶景ポイントがあります。
若干の登りがあったのち、眼下に北上川と開けた景色が待っていました。
これまで北上川の近くを走っていたものの、あまり視界には入ってこなかったんです。
うん!すばらしい!
ちなみに、この約50kmの地点でも、まだ35km巡行が続いています。普段の僕なら、そろそろギブアップするころですが・・・
脳内麻薬ドーピングの力は恐ろしいものです。
そして、花見しに来た車のまったく動く気配のない大渋滞を横目にスルスルとすり抜け60km地点の北上展勝地に到着です。
↓桜を背景に一枚パチリ
うむ!思ったとおり桜をバックにすると愛車が映える!
(何しに来たんだろう・・・)
あとは折角なので、桜並木もパチリ
その後は、到着がお昼ころで、お腹もすいたので出店で食事をしました。
さすがに、かなり混んでいる。
個人的には牡蠣焼きも気になりましたが、販売単位が5個からで価格も1,000円とお高めなので、お餅、焼きそばなどでお茶を濁しました。
もっとガッツリ行けばよかったかも、と今になって思います。
さて、帰りは来た道を辿るだけなのですが、それだけなのですが・・・
全くスピードが上がりません。
それもそのはず、行きの高速巡行で既に脚は終わりかけているのだから!
また、来た時は新鮮な気持ちでテンションを上げてくれた田園風景も帰りは、テンションが上がりません。
全く同じコース走っているのだから!
それに加えて、向かい風が吹き始め、雨が降り、僕のテンションがガンガン下がります。
まあ、ロングライドをしていると、このようなことはよくありますし、これまでのロングライド経験から、僕は一つの対処方法を編み出しています。
まずは、ギアを落とします。個人的には目安は90rpmを無理なく踏めるくらいまで。
そこからは、こまめにギアを変えながらケイデンスを一定に保ち、道の先を見つつも、道に焦点を合わせないようにして、後は心を無にします。
美女に話しかけられたとき、テンパらないように相手に目を向けながらも、相手に焦点を合わせないテクニックと一緒です。
「この女性は、自分に話しけているわけではないし、自分も女性と話しているのではなく視線の先にある樹木と会話しているのだ!」と思い込むのです。
その要領で「ペダルをこいでいるのは自分ではない」と脳に思い込ませたときに奇跡が起こります。
スピードは決して速いわけではないものの、筋肉から来る苦痛がフッと消え失せるんです。
あとは、気が付いたらサイコンの数値が10km単位で増えています。
ね、簡単でしょ?
そんな具合で走っていたら、いつの間にやら盛岡市まで戻ってきていました。
↓うん!改めて見ると岩手山ってとてつもなくデカいな!
ここまでくればあとは帰ってきたも同然です。
無事に自宅まで帰ることができました。
意外と道がよくて走りやすかったのがGOODでした。
今度は進路をちょっと変えて遠野まで行ってみたいな。
次回から序盤に飛ばさないように善処します!
(改善するとは言っていない)
【ライド結果】
距 離:119.1km
平均速度:22.9km/h
走行時間:5h12m
獲得標高:520m
消費カロリー:2,257kcal
盛岡に引っ越して来て、部屋の片づけやら生活環境向上やら何やらのバタバタが徐々に落ち着いてきたころ、夜はまだ冷え込むものの、昼は春らしいポカポカとした陽気が僕の何かをコチョコチョとくすぐります。
仕事で車に乗ってみると、平日にもかかわらず、雪の下から這い出るフキノトウ群生もかくやとばかりにローディーがクランクを回している姿がありまして、それを見た僕のロングライド欲なるものはハチきれんばかりに膨らむわけでして
100km以上のライドに出かけてぇなぁ!と思うのはローディーにとって必定なわけですよ。
特に、冬は雪に閉ざされてしまい、愛車がただのオブジェか室内用フィットネスマシンになってしまう盛岡市民ローディーは、長い冬が終わると活動できる期間を一日でも無駄にしまいとする精神があるのだと思います。
というわけで、放っておいたらいつの間にか手の平からこぼれ落ちる岩手の春風情を少しでも取りこぼさずに満喫するべく、岩手県内の桜で最も地名度が高いであろう北上展勝地の桜を見にました。
コースはこちら↓をご覧ください。
大きな画面で詳しく見たい方はこちらからもどうぞ
コース全体としては、
①起伏が少なく登りに自身がない人でも問題なく走れること、
②主要幹線道路を避けているので車通りが比較的少ないこと、
③ほとんど遮蔽物がないので、風の影響が大きいこと、
④東北本線からそんなに遠くないので、最悪でも輪行でエスケープできること、
が特徴だと思います。
世の中の人は④を割と軽視しがちだけど、トラブルがあったときに帰れる手段があることは意外と大事なのです。プランBというヤツですね。
「いやいや、タクシーで帰ればいいのに!」というブルジョア階級の方もいますが、小市民の僕にはマネができません。
さて、実際の道中ですが、
国道356号から国道456号に繋ぎ、線路沿いをしばらく走ります。
ちなみに、この時の僕は自転車日和でテンションが上がった脳内麻薬ドーピングにより、「うっひゃあぁぁぁぁ!!田園風景と信号のないストレートさいこぉぉ!!」と叫びながら、巡行速度は35km/hと単独なのに上げすぎてます。(普段は25km/hほど)
阿呆の所業ですね
この時の僕は、そのツケを後半に支払うことは考えていないのです。
新花巻駅を過ぎて宮沢賢治童話村付近でやや登りがありますが、全体通して5%付近の登りはここだけです。
童話村を下りきったT字路を右折し、国道283号を国道4号に当たるまで走り、国道4号を南下。
すぐに県道28号に入る小さな交差点があるので、左折します。
↓近所でも桜はすでに咲いています。見事なものです。
そこから先は直進なのですが、北上市に入ってすぐに絶景ポイントがあります。
若干の登りがあったのち、眼下に北上川と開けた景色が待っていました。
これまで北上川の近くを走っていたものの、あまり視界には入ってこなかったんです。
うん!すばらしい!
ちなみに、この約50kmの地点でも、まだ35km巡行が続いています。普段の僕なら、そろそろギブアップするころですが・・・
脳内麻薬ドーピングの力は恐ろしいものです。
そして、花見しに来た車のまったく動く気配のない大渋滞を横目にスルスルとすり抜け60km地点の北上展勝地に到着です。
↓桜を背景に一枚パチリ
うむ!思ったとおり桜をバックにすると愛車が映える!
(何しに来たんだろう・・・)
あとは折角なので、桜並木もパチリ
その後は、到着がお昼ころで、お腹もすいたので出店で食事をしました。
さすがに、かなり混んでいる。
個人的には牡蠣焼きも気になりましたが、販売単位が5個からで価格も1,000円とお高めなので、お餅、焼きそばなどでお茶を濁しました。
もっとガッツリ行けばよかったかも、と今になって思います。
さて、帰りは来た道を辿るだけなのですが、それだけなのですが・・・
全くスピードが上がりません。
それもそのはず、行きの高速巡行で既に脚は終わりかけているのだから!
また、来た時は新鮮な気持ちでテンションを上げてくれた田園風景も帰りは、テンションが上がりません。
全く同じコース走っているのだから!
それに加えて、向かい風が吹き始め、雨が降り、僕のテンションがガンガン下がります。
まあ、ロングライドをしていると、このようなことはよくありますし、これまでのロングライド経験から、僕は一つの対処方法を編み出しています。
まずは、ギアを落とします。個人的には目安は90rpmを無理なく踏めるくらいまで。
そこからは、こまめにギアを変えながらケイデンスを一定に保ち、道の先を見つつも、道に焦点を合わせないようにして、後は心を無にします。
美女に話しかけられたとき、テンパらないように相手に目を向けながらも、相手に焦点を合わせないテクニックと一緒です。
「この女性は、自分に話しけているわけではないし、自分も女性と話しているのではなく視線の先にある樹木と会話しているのだ!」と思い込むのです。
その要領で「ペダルをこいでいるのは自分ではない」と脳に思い込ませたときに奇跡が起こります。
スピードは決して速いわけではないものの、筋肉から来る苦痛がフッと消え失せるんです。
あとは、気が付いたらサイコンの数値が10km単位で増えています。
ね、簡単でしょ?
そんな具合で走っていたら、いつの間にやら盛岡市まで戻ってきていました。
↓うん!改めて見ると岩手山ってとてつもなくデカいな!
ここまでくればあとは帰ってきたも同然です。
無事に自宅まで帰ることができました。
意外と道がよくて走りやすかったのがGOODでした。
今度は進路をちょっと変えて遠野まで行ってみたいな。
次回から序盤に飛ばさないように善処します!
(改善するとは言っていない)
【ライド結果】
距 離:119.1km
平均速度:22.9km/h
走行時間:5h12m
獲得標高:520m
消費カロリー:2,257kcal
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