もういっこください!

 盛岡在住の管理人が、自転車に乗って、好き勝手にロングライドかましつつ、コース紹介やらなんやら岩手県の自転車情報をつないでいきます。  ツイッターで更新報告もしています。ID:namasute8787

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みなさん、こんにちは

 最近は、雨ばかりで中々ライドに出かけられず、フラストレーションが毛穴から噴き出るのではないかというほどたまっています
 やっぱり、自転車は自分の精神衛生上に必要なものなんだなぁと改めて実感した次第です。

 そんなこんなで、自転車に乗りたい欲がギリギリまで来ており、これ以上我慢できないので、連日の雨の合間を縫って鶯宿に行ってみました。
 今回の目標は、雫石から鶯宿を通過して沢内に抜け、西和賀を南下し、更になめとこラインを抜けて北上市まで行くことです。
 ちなみに、このルートは銀河100kmマラソンをリレーの部で走った際に、こんな静かなところを走りたいと思い引いたものです。
 岩手県内を探せば、なかなか人が通らない、こんなルートあったのかという道路が多く存在します。 
 なんだったら、グーグルマップで確認しても今回のルートの一部は途切れており、私も銀河100kmマラソンに参加していなければ、こんなルートは思いつきもしませんでした。
 こんな道があるところに岩手の懐の深さというか底知れなさが垣間見れるというものでしょう。

 自走で帰ってくれば180kmほどのロングライドになりますが、天候不順やらなんやらで2週間は自転車をこいでおらず、自分の脚力が心配なので、輪行バッグを持っていきます。
 北上まで到達できれば輪行できるって寸法です。

 今回の目標ルートは↓こちら

 詳細はこちらをご覧ください。


 さて、久々のライドに胸を躍らせていた私ですが、いざ出発と家を出た6:00には、外の空気はしっとりとしており、雲がそのまま降ってきたように朝霧が立ち込め、空気もひんやりとしています。
 少し走ると小雨も振り出し、今回のライドに対しても暗雲が立ち込めるようです。
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 雨が降り出したら無理せずに引き返そうと思いながら、クランクを回し続けます。
 それにしても、クランクが重い。平地でもなかなか思ったような速度がでません。
 久々だからそう感じるのかもしれないと最初は思っていましたが、よくよく考えると自分はそもそもそんなに早くなかったことを思い出し、勝手に納得していました。
 霧の御所湖を抜け、雫石商店街を抜けたところから銀河100kmマラソンのコースに乗り、鶯宿方面へ向かいます。
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 そして、鶯宿をやや過ぎたところで、この看板を見かけました。
 見てみると、「工事中で沢内方面に抜ける道路は9km先から全面通行止めだよ」とのこと。
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 9月30日まで通れないとは・・・非常に残念です。
 そして、これまで肌に若干感じる程度だった小雨も、徐々に強くなり霧吹きを常に浴びている状態まで強くなってきました。
 ここで引き返すことも考えたのですが、久々のライドだし、先の景色が見たくなって、なおも進んでいきます。
 晴天の青空の下を走るのも非常に爽快で気持ちよいのですが、小雨が降る湿った空気の中を走るのも、草木や道路が曇天の鈍色を反射して、冒険している感が強くなるので私は嫌いではありません。

 雨に濡れた神社も非常に良い味を出していました。
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それから先も、道路にコケが生えたどこか退廃的な、どこかに連れ去られていってしまうような、不思議な雰囲気を感じる景色を堪能します。
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 そんな感じでキョロキョロしていたら、ガツッ!と何かを踏んでしまいます。
 そして、そのあとに聞こえるプシュー!という勢いの良い音。
 残念なことに、そこそこ大きな石を踏んでしまった拍子にチューブパンクをかましてしまいました。
 幸いなことにタイヤ自体は無事なようです。
 替えのチューブを持っていたので、チューブ交換をして事なきを得ましたが、次にパンクした場合は、もう替えチューブがありませんので、それなりに人里離れた道に立ち往生をかましてしまいます。
 どちらにしても、今回のライドはここまでのようです。
 ただ、とりあえず、通行止めの場所までは行こうと思い、慎重に進んでいきます。

 鶯宿ダムを超えた先は登り区間となり、5~10%の坂が続きます。
 徐々に上がっていく斜度がとてもキツイところでした。
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 登り終えると、とうとう通行止めにぶち当たりました。
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 9月末まで、このコースは使えないんだと思うと少し残念ですが、仕方ありません。
 ここで引き返します。


 帰りに、自分が踏んでパンクした石を思い切り蹴飛ばしてから帰りました。
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 途中までしか走れませんでしたが、今回のコースの秘境っぽさは随分と高い数値をはじき出しており、純粋にまた走りたいと思いました。
 10月にまた、銀河100km逆走コースリベンジを目指して頑張りたいと思います。
 ちなみに、ランニングでも銀河100km完走を目指して練習中なのです。そちらについては、またの機会に書きたいと思います。

みなさま、こんにちは

 私は、かねてから疑問に思っていたのです。
 「盛岡市から秋田市に行くために、仙岩トンネルを通らなくてよいルートはないのか?」と。
 なぜなら、長い仙岩トンネルの走行は、道が狭いうえに、車も速度を出すので秋田に抜ける際に危険が付きまとうからです。

 もちろん、正式な道でも、いくつかあります。
 一つ目が、北側に大きく迂回して、八幡平アスピーテラインを超えるルート。
 二つ目は、南側に大きく迂回して、北上から国道107号を通って横手に抜けるルート。
 しかし、どちらも距離がかさんでしまいます。

 そこで、4月からずっと検証したかったルートがあったのです。
 それは、旧仙岩峠ルート
 このルートは、開通した昭和38年から仙岩トンネルが開通する昭和51年まで国道105号線として雫石から仙岩峠の茶屋までをつないでおり、現在は廃道となっています。
 ちなみに、当時の道の一部は国見温泉に向かう道として利用されています。

 ここを通ることができるのならば、秋田にもトンネルの恐怖に怯えることなく到達できるのではないかと思い、この度、下見をしに行きました。


 旧仙岩峠までの道は、以前に紹介した国見温泉まで走った時と一緒のルートを使いました。
 国道46号線は交通量が多く、路側帯も狭い区間があるので、僕は御所湖を経由した若干南側に避けるルートを使用しています。

 この日は、起きた時から体が重く、ぐったりとして言うことをききません。
 起きてから2時間たっても動く気になれず、今日のライドはやめてしまおうかと一瞬思いました。
 これは、ローディーあるあるのひとつ「出かける前は、途轍もなくダルイ」です。
 サドルにまたがってしまえば、なんだかんだ言っていつも楽しくなるという経験則から、なんとか気合を入れて準備をします。

 出発してからも、ユルユルと気合を入れずに漕いで、雫石まで、そして、いつもまにやら登りのはじめ「道の駅あねっこ」に到達していました。
 ここから登りが始まります。
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 5%ほどの坂をゆっくりと登って行き、↓の看板が見えたら右折。
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 再び5%ほどの登り。
 国見温泉に至るルートは、ラスト2kmまでは激しい坂道が現れないので、今回は安心です。

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 そして、やって来ました目的の道への入り口です。SHIM0320

 ゲートで仕切られていますが、くぐらせていただきました。
 ここから先が検証したいポイントです。
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 入ってみてすぐの場所は、左右から藪が押し寄せてきているものの、走れないことはなさそうです。
 写真には写っていませんが、凄まじい量のトンボが飛んでおり、ゲーム「東京ジャングル」を思わせる「人類が滅亡した後の世界」感が出ています。

 ちなみに、岩手側は全体的に登り基調。3%程度の登りが続きます。

 また、廃道だけあって、危険な箇所が多かったです。
 道がひび割れていたり、
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 橋の一部が欠損し、落ちたら助からなそうだったり、
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ガードレールが壊れていたり、
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 廃道だから当たり前の光景なのでしょう。というより勝手に入った廃道が、まともに通れるだけ儲けものです。
 ここまでの時点で、ここを通常のルートとして使おうと思っていた自分の考えが甘すぎることが良くわかりました。
 しかし、ここまで来たら行けるところまで行ってみたいと思い、好奇心に任せて先を進んでみます。

 ちなみに、景色としては中々よいです。送電線が多く視界に入るのがやや気になりますが。
SHIM0350

 更に進んでいくと、電線管理のための施設でしょうか?キレイに整備された小屋がありました。
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 そこからほどなくして、仙岩峠の記念碑を発見しました。
 周りは雑草の浸食を受けていますが、石碑自体は、苔むすことなくキレイな状態で残っています。
 当時の建設大臣が書したとありますが、昔の人は字が上手だったんですね。
 そして、おそらく、ここが岩手・秋田の県境なのでしょう。
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 そこから先も気を付けながら進んでいくと、だんだん道が狭くなってきます。
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 そして、とうとう、グラベル地帯に突入しました。
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 まだまだ先を見たい気持ちもありましたが、ここから先は崩落も多いとの情報があり、ロードバイクで通過して良い道ではないとハッキリわかったので、ここで引き返します。

 特にケガもなく帰ってこれたので良かったです。


 今回の下見でわかったことは、「旧仙岩峠は岩手・秋田間の通行ルートとして使用するには危険が大きすぎる」ということでした。
 秋田側のグラベルもMTBならなんとか行けるかもしれませんが、崖の崩落でどんな危険個所があるかわかりません。
 藪に隠れた崩落地点から崖下に落下した場合、命の危険があると思います。
 また、基本的に廃道内は圏外となっており、助けも呼べないものと思ったほうが良いです。

 繰り返しますが、当ブログでは、旧仙岩峠を通ることは、おすすめしません。

 雫石から秋田に至る際には、万全の準備をして仙岩トンネルを通るのが良いことが分かってよかったです。

 道路管理関係者の皆様、勝手に廃道に入ってしまい申し訳ありませんでした。

こんにちは

 前回、こちらの記事で、自分が過去に行ったキャノンボール挑戦にどのように挑んだのか書きましたが、今回は、その際に建てた作戦やキャノンボールのために集めた装備などをザックリとご紹介します。

【ルート】
 キャノンボールをするにあたって、先達様の研究を見て勉強したのですが、その研究の中で最も恩恵が大きいのがルート選びです。
 このルートは坂が急だよとか、バイパスはこうやって回避するんだよとか、この研究がなければ僕は名古屋にすら到達できませんでした。先達様ほんとに尊いです。
 他に大変詳しく説明しているブログもあるので、自分は簡単に説明いたします。

 まず、ルートを選ぶ際に一番大きな選択肢は、「東京スタート」か「大阪スタート」かだと思います。
 自分は最終的に出発前日に風向きを見てスタート地点を決めるという荒業を使ったのですが、もし、次にキャノンボールに挑戦するとなっても、同じ作戦で行くと思います。
 それだけ、風向きがキャノンボール成功率に与える影響が大きいのです。
 なお、自分は最終的に大阪スタートをしたことがないので、今回はの東京スタートのパターンを前提にお話しします。

 キャノンボールのルートはスタートとゴールが決まっているだけなので道の選び方は無数にありますが、最適なルートとなると数は限られますし、大きく分岐するのは主に2か所だけだと思います。
 自分の脚質や走る時間帯で選ぶルートが変わるので、よく考えて決めました。

 ① 箱根ルート or 御殿場ルート
  神奈川に入ってから静岡に抜けるまでのルート分岐です。
  箱根ルートも御殿場ルートも距離は大きく変わりませんが、箱根ルートは急勾配で登り距離が短く、御殿場ルートは勾配が緩いものの登り距離が長いという特徴があります。
  私は、最終的には箱根ルートの中でも比較的急勾配の旧箱根海道ルートを選択しました。
  自分は、どちらかというと登りが得意で、序盤の元気があるうちにタイムを稼ぎたかったからです。
 ② 伊賀ルート or 甲賀ルート
  三重県から大阪府に至るルート分岐です。
  もともとは、甲賀ルート(三重→京都→大阪)が基本で、北をぐるっと回るルートだったわけですが、先達様の研究の末に、伊賀ルート(三重→奈良→大阪)という一直線に山中を通るルートが開発されました。
  甲賀ルートは平坦が続く安全なルートで、伊賀ルートは距離が20kmほど短いものの登坂がある上に国道とは思えないほど道が荒れている区間があります。
  自分は、平坦がとにかく遅いので、リスクを負っても伊賀ルートを選ぶことでタイム短縮を狙いました。

 ちなみに実走したルートはおおむねこんな感じでした。



 


【スケジュール】
 スケジュールの立て方について、東京スタートではポイントがいくつかあります。
 ① 東京都内~横浜市内は車が多く速度が落ちるので、出来れば深夜に通り過ぎたい。
 ② 箱根超えは街灯が少ないので、明るい時間帯が良い。
 ③ 伊賀ルートを通るのも、街灯がないので明るい時間帯が良い。
 ④ 浜松を通過するのは、夕方を避けたほうが良い。(夕方に風が強くなる傾向があるため)

 自分は最終的に、①と④を重視しました。

 自分は最終的に深夜0時に東京をスタートすることにしました。
 本当は2:00位のスタートが理想的だったのですが、輪行で東京駅まで行くことを考えると、終電前に東京駅についておきたかったからです。
 このスケジュールのデメリットは、箱根旧道と伊賀超えの時に暗闇の中を走る必要があることです。
 基本的にどちらの道にも街灯がないので、危険度が高まります。
 メリットは、東京・神奈川を深夜に抜けるので渋滞に引っかからなくてよいことと、浜松を正午に抜けらるので、向かい風のリスクが減ることです。
 このあたりのメリット・デメリットの評価は、人によって評価が分かれるところだと思います。

 速度は、基本的に休憩込みで25km平均を目指していたのですが、休憩が多すぎて達成に到底届きませんでした。
 後半に眠すぎて1時間に1回休憩を入れていたのと、コンビニで寝落ちがあったのです。
 体力不足か、準備不足か。眠気対策が本当に重要です。

【装備】
 キャノンボールを完走・達成するために、集められた装備たちをご紹介します。
 キャノンボールのために買ったものだけを抜粋しています。この他に通常の走行に必要なものがありますが省いていますので悪しからず。
 なお、出来るだけ物を持たないほうが、有利であることは紛れもない事実です。持っていくものはできるだけ厳選しましょう。

 ① ライト:CATEYE VOLT400
 キャノンボールに必要なものはいろいろありますが、優先順位が一番高いのは夜に走るための装備です。特にライトのバッテリーが切れないことが大事。
 このライトの良いところは、バッテリーがカートリッジ式なので、替えバッテリーを持っておけば長距離の夜間走行にも耐えられるところです。
 現在、2本のバッテリーを常時携帯していますが、本当はもう1本バッテリーが欲しいところです。
 ② リアライト:CATEYE RAPID5
 近くでこの赤いライトを浴びると視力落ちるんじゃないかと思う位に光ります。
 点灯モードを選ぶことができ、このライトのうるさい位の点滅があると、後ろから車が来ても安心できます。
 ③輪行バッグ:mont-bell コンパクトリンコウバッグ
 いつでもリタイアできるように輪行バッグをの携行は欠かせません。
 この商品は、ボトルケージにちょうどはまる程にコンパクトなので、ダウンチューブに3つ目のボトルケージを設置してそこに収めています。
 これがあるのとないのとで、ライドの安全性がかなり変わると思っています。
 ④サイコン:GARMIN 820j
 これがあると安心感が段違い。ナビ付サイコンは本当に助かります。
 知らない道に神経を尖らせなくても目的地に行けるので、普段のライドから手放せなくなってます。
 ちなみに、常時画面表示するとバッテリーの減りが速いので、CATEYEのV3も同時に搭載して普段の速度・心拍はそっちを見ています。
 ⑤インナー:MILLETT ドライナミックメッシュ
 昼夜や標高差でライド中の気温の変化が大きく汗も大量にかくので、優秀なインナーを装備したところ、この商品は汗を皮膚に当てずに飛ばすので、すごく快適。
 ファイントラックもすごくいいけど、アウターを着て走っている時には、汗を飛ばしきれずに、寒くなることもしばしばあるので、僕はMILLETTの方が好きですね。

 まあ、こんなところです。
 反射ベストがこの中にないのですが、あったらとても良いと思います。
 R250の反射ベストの使い勝手が素晴らしいです。

【挑戦前の準備】
 挑戦前にちょっとした準備をするだけで、出発前や到着後の安心度合いや快適さが変わってくるものです。自分がキャノンボール走行時に行う準備をご説明します。
 ① スケジュールを立てる
  何時に家を出て、スタート地点までどうやって向かい、どこを何時に通過して、何時頃にゴールするつもりなのかを考えます。
 ① 宿をとる
  基本的には自転車を畳んで入れる位の広さがある部屋をとるか、フロントで預かってくれるところを選びます。
  ホテルによってはチェックイン可能時間に制限があるので、到着予定時間とにらめっこしてみましょう。
 ② 宿に荷物を送る(着替え・充電器など)
  これがとても大事です。
  ライドが終わってフラフラな時に、下水道のようなにおいのするウェアを着たまま眠ることがないように、宿に着替えを送りましょう。
  24時間以上たって充電が不安なスマホも充電できるよう充電器も持って行ったほうがいいですね。
  電話して聞いてみると、断る宿はほとんどありません。
 ③ 走る予定のルートをルートラボで一通り見る
  走行前日は、ルートをじっくりと見直します。僕はナビ付サイコンを使っていても必ずやります。
  曲がるところや登るところをしっかりと脳に焼き付けておくと、非常時に役に立つものです。
 ④ 出発前に食べる食事を買っておく
  僕は、走行前に、たらふく食べる派です。
  コンビニのパスタ・おにぎり・ゼリーなどでだいたい2,000kcalほど摂取します。
  なにせこれから10,000kcalほどのカロリーを使うわけなのですから、できるだけエネルギーを蓄えておきましょう。


 粗い説明で申し訳ありませんが、おおむねこういったことを考えてキャノンボールに挑みました。
 誰かのお役に立てれば光栄です。

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